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第6回ネーム大賞 2次審査30作品 

講評発表①

石原まこちん・テキスト講評

 

No.014 エルソナ・シンドローム(ネーム版)154P 左 紳之介

絵もとてもうまくてぼくがどうこういうレベルではないと思うんですが 続きが読みたいですね

大田っ子としては蒲田が出てきた時点で引きこまれましたw ただ、さらっと読めてしまったような気もします 

 

No.024 ほんの小さな大冒険 136P 鼻毛

とても優しい作品ですね 引きもとてもうまいと思いました 

大人にならなくてはいけないお母さんの気持がよく描けているな~と思いました

 

No.026 リンゴォ     41P     ゴヤ十字6

かなり好きです、哲学的なところとか、、ココがこーだからと説明できませんが、、好きです  

 

No.114 深海病     29P     山野木世美

不謹慎ですがもっとたくさんの 深海病を見てみたいです  

 

No.167 エスパー黒岩成夫     13P     合間妹子

構成がいいし、セリフ量もちょうどいいし、漫画を作るレベルが高いですね!

今回のネタは特に新しい何かが描かれていると感 じなかったので イロイロな話に挑戦してもらいたいですね 

 

No.078 〜スッポンvsボルト〜スボルト     14P     西山 田

コレはひどいですね!大好きですww

 

No.079 タッケン     45P     尾山剛彦

気持ちよかったです!漫画家さんにも似た体験をしている方は多いのでは、、と思いながら読みました

ただ無難な話の流れだとも思いました うまくまとまり過ぎてると言うか、、もっとやっちゃっていいんじゃないでしょうか? 

 

No.195 BASKING     81P     TAKA

作者さんが近い体験をしたのでしょうか?

ショート漫画を描いている身としてとても楽しめました まんがという表現の枠をすこしはみ出ていてよかったです  

 

No.235 ゴッホのように散るだけだ     29P     チョビベリー

設定がイイですね 高校生が有名になりたいという動機が少しよわいきもしました 

 

No.232 独り言     16P     kmrno

楽しかった分、読んでいてオチへの期待が膨らみすぎて 勝手ながらオチが弱い感じに思えてしまいました

押切蓮介・テキスト講評

 

ネーム審査というものは初めてだったので最初のサムネイルの画像の絵で判断してしまいがちですが
中身を見るとなんともかんとも力作ぞろいでした。
この中の人が業界で羽ばたいていくことがあればとても素晴らしいことですね…!
 
NO.135 告白     40P    鼻毛

勢いがすばらしいです。テンポも気持ちがよく、読んでいて心地が良かったです。

NO.134 BIGCheer!   52P    奈央  

チアガールの話なのでついていけるかどうかと思いましたが 本当にしっかりした漫画でした。

主人公のキャラクターも魅力的で素晴らしいです。

NO.024 ほんの小さな大冒険    136P     鼻毛

「告白」の鼻毛さんという事で同じ作者とは思えないくらい泣ける話でした。

小さい主人公が一生懸命がんばる話は本当にぐっときます。

NO.145 ホッカイダー     27P    バズ

北海道旅行に行きたい願望がある僕にとってとても羨ましい漫画でした。

安心して見られるやさしいエッセイ漫画だと感じます。

NO.044 宇宙くん     40P    けめちゃん 

主人公のキャラクターが魅力的です。眼の描写に魂を感じます。

僕自身こんな園児になってみたいという願望があります。

NO.250  闘☆GAY    34P    厳男子   

このシュールなノリ、大好物です。ぜひ原稿にした状態で拝見したいです。

No.014 エルソナ・シンドローム(ネーム版)154P 左 紳之介   

絵も構図も話もものすごく練られたものだと感じました。

ネームの時点なのにこちらに伝わりやすく、早く原稿の状態で見たいと感じました。

No.079 タッケン     45P     尾山剛彦   

珍しいお笑いコンビのキャラクターが魅力的で引き寄せられ、展開に緊張感が伝わってきました。

活き活きした人物描写、僕も見習わないとと思いました。

No.122 ぼくらのこえ 38P 松山アラタ  

将棋はわからなかったのですがセリフ回しに引き込まれました。構成も素晴らしいと思います。

そしてなにより見やすいです。この作者の作品をもっと見てみたいです。

No.188 一射入魂!! 44P 見原由真   

とにもかくにも女の子の描写が素晴らしいです。

ネームの段階なのに漫画も読みやすいし 見開きもちゃんとあったりこの作者の方には色々な作品を描いてほしいです。

尾関高文・テキスト講評

 

No.014 エルソナ・シンドローム(ネーム版)154P 左 紳之介
設定で引き込まれました!精神だけ永遠にデータとして生きられるという設定はこのまま映画にでもなるのでは…

とびっくりしました。後半の謎が深すぎて この壮大な物語がどんな展開をしていくのか気になりすぎます。

絵も読みやすくこの長編をいつか連載で読めることを願います!
 
No.024 ほんの小さな大冒険 136P 鼻毛
可愛らしい絵柄でグイっと引き込まれてしまう世界観。

子供のいじらしさ、切なさのようなものがとても伝わってきました。

物語もまさかの七福神というオチまでほんわかと可愛く、読後家に帰って自分の子供を抱きしめたくなってしまいました!

No.026 リンゴォ     41P     ゴヤ十字6
リンゴを拾ってくるという単純な面白さが大好きです。

不思議な空間という設定でシンプルな展開がより際立っている気がしました。

絵の上手さがここまであることで物語がしっかり見れて、

素材を生かしシェフの腕だけでしっかり調理してもらったような満足感がありました!

No.048 てんぐ子    8P×3(24P)    仮面凸
最初はこのキャラはなんなんだ!と思っていたてんぐ子が物語半ばからとても可愛く見えてきました。

主人公が黒人さんというのもとてもマッチしていたと思 います。切なさのある中にギャグもしっかりとはまっていて、

てんぐ子や主人公のキャラが自然に動いているように感じました。その後のてんぐ子が気になりま すもんね。

No.078 〜スッポンvsボルト〜スボルト     14P     西山 田
くだらなすぎて笑ってしまいました。しかしこのくだらなさもこの画力あってこそ。

絵の上手さでこの良い意味でどうでもいい話を最後まで読み切ってしまいました。

個人的には最後うさぎがめっちゃ早いのをだれもつっこまない感じがとても好きです!スナック感覚の楽しい漫画でした!

No.122  ぼくらのこえ   38P   松山アラタ
僕が将棋が好きというのもありますが、それを抜きにしても主人公の葛藤や成長がとても伝わる描き方をされていると

思いました。絵も非常にうまいと感じます。個人的には最後の主人公が目隠しでうまく乗り切った!

と思わせておきながらしっかりと自分の壁を乗り越えるシーンがうまい!と感動しました。
 
No.134 Big Cheer!    52P    奈央
テーマがあまり見たことがない物なので興味深く読ませて頂きました。

実際のチア界は大きい人がトップになることがあるのかはわかりませんが、

僕のような素人には「おお!!こんなことがあるのか!」という新たな驚きがありラストも爽快感がありました。

この後の物語も読んでみたいテーマでした!

No.145 ホッカイダー   27P    バズ
実体験だからこそ伝わってくる物語。

バイクでツーリングをするというそこまで特別でないテーマでも北海道という僕たちが知らないお話に

いつしかのめり込んでいました。途中で会えなくなったおじさんのお話は胸にぐっと込み上げてくるものがだいぶありますね。

これを読んでいろんな感情が湧いたのですが、色々何かを感じさせてくれる漫画は本当に大好きです。

No.188 一射入魂!! 44P 見原由真
楽しく読める!それにつきます。

スピード感のあるストーリー、ヒロインの可愛らしさであっという間に読み切ってしまいました。

なんとなくですがこの方の素晴らしい画力で、よりファンタジーな物語とかSF物をたくさん見てみたい気持ちになりました。

少年誌の人気漫画を読んでいる感覚でした!
 
No.244 二番手の男  32P    すずきくみこ
時代考証など全て研究された上でこの物語を作っておられる凄さも去ることながら、確かな画力構図と全てに圧倒されました。

全ての人物の気持ちがこちらに伝わるキャラクターもすばらしいですね!こんな人がなぜ売れていないのか不思議です。

ありがとうございました。

 

今回も本当に面白い作品ばかりでした。

泣く泣くこの10作品にしましたが全ての漫画に感情を揺さぶられ、最終的には個人的な好みになってしまいました…。

芸人としてコントを作る身として勉強させて頂きました。皆様本当にお疲れ様でした!

蟹めんま・テキスト講評

 

No.014 エルソナ・シンドローム(ネーム版)154P 左 紳之介

最初に設定や時代背景を説明してくれていたので、ストーリーがすっと頭に入りました。
ぱっと見たとき、これは「ネーム」じゃないのでは…と思いましたが、

ここまで描きこんであるからこそ、非日常的な内容でもわかりやすいんですね。

ストーリーもしっかりしていてメカもかっこいいですし続きを読んでみたいです。

 

No.024 ほんの小さな大冒険 136P 鼻毛  
「今後どうなるんだろう」というわくわくした気持ちで最後まで読めました。まさか七福神とは!
いわゆるベタな七福神は先代、今はスタイリッシュというのが素敵です。
一点だけ、最後お母さんがたろくんの気持ちを汲んで塾や家庭教師を減らしてくれるくだりがあったので前半のどこかに

「もうちょっと遊ぶ時間がほしい」的なことをたろくんがお母さんにそれとなく伝えておくと自然かなとも思いました。

 

No.026 リンゴォ     41P     ゴヤ十字6
3人のあいだに徐々に序列ができていく流れがとてもわかりやすかったです。

多少状況が違っても、私たち自身の日常にも、こいうことってあるなぁと思います。

(私事ですが飛び込み営業をしていたOL時代を思い出しました)
P40の最後のコマのミルダの台詞はかっこいいですし、この台詞のおかげで話のテーマもはっきりとわかって、

読み終わった後すっきり感がありました。

No.042 オキナワメモリーズ 42P  佐藤ダイン
コマ割りもわかりやすく主人公が何かを求めて沖縄に行くという感覚もとても共感しました。

飲み会誘われて断ったとしてもアッサリ→もう少しねばれやの流れ、

「自分勝手だとわかっていても気持ちわかるわ…」とさっそく冒頭で主人公に感情移入してしまいました。
一点だけ33Pの「そう仕事」から「必死で生きてるよ わたしもみんなも」というながれが雰囲気はわかるし、

とてもいい場面だなと思ったんですが、少し繋がってない気がしました。
少し戻ると13Pに「嫌ですよ社会の歯車になるのは~沖縄はいいですよねのんびりしてて」「ふ~ん」というやりとりがあるので「お姉さんはのんびりに見えるところでも、人もみんなも必死で生きてる」ということを言いたいんだなと合点するので、

わかるといえばわかるんですがもしよければ32Pの3コマ目の台詞を少し説明口調になりますが

「都会でうまくいかなくて「自由」とか「のんびり感」求めててこっち来ちゃう人」のような意味合いのものにすると

わかりやすいかなと思いました。


No.044 宇宙くん    40P    けめちゃん   

かわいくておもしろくて大好きです。
最初何か事情があって「体は子供頭脳は大人」なアレになってしまったのかなと思ったら

普通の幼稚園児だったので笑ってしまいました。

しかもどんなに頭が大人びていてもところどころ4歳児の本能にはぜんぜん勝てていないところがまたかわいいです。
特にフルーツバスケットの話は大好きで「世の中をひっくり返す禁断の言葉」は最高だなと思いました。

ワハハと笑ってよみつつも自分も子供の頃はこれくらい真剣な気持ちでこういう遊びをやっていたなぁなんてことも

思いだしますね。(子どもの遊びって陣取りや引き抜き合戦(はないちもんめ)的な今思うと弱肉強食な世界でしたね)
ぜひ続きが読みたいです。アニメ化したした感じも想像すると楽しいですね。
コマ割やストーリー展開がわかりやすくてお話がすっと頭に入ってきたところも良かったと思います。

No.048 てんぐ子    8P×3(24P)    仮面凸

登場人物がみんなかわいくて単純にいいなぁと思いました。(稚拙な感想で申し訳ないです)

見た目が黒人というだけで音楽家のオーラが見えたりバスケがうまそうと思ってしまうのは私自身もおぼえがあります。

台詞やモノローグに小ネタっぽいことが色々仕込まれていて(プリクラで顔認識されないとか)

笑いどころがたくさんありますね。
見た目で判断した結果、距離ができてしまうのはちょっと悲しいですが見た目がきっかけで友達関係や恋愛が始まるのは

いいことだなと思わせてくれる作品でした。

 

No.056 チャラ男プログレス  83P  阿久津 圭
ひとこと、ときめきました。ゆうきかっこいい。話の流れもわかりやすくおもしろかったです。
「好きな人のためならなんでもやるって気持ちわかるから」名言ですね。
逆の格好をしている理由も無理がなくて感情移入できました。おもしろかったです。

No.078 〜スッポンvsボルト〜スボルト     14P     西山 田
コマ割りの豪快さや疾走感がとてもよかったです。

一点だけ、13Pの亀の「ゴボォ」コマの存在感がちょっと薄い気がして

「最終ページ、ポルトの股間位置に亀が来てしまったためにこの状態になってしまった」というオチのを理解するのに

すこし時間がかかりました。(えっまさか本当にやっちゃったの?と一瞬びっくりもしつつ…)

少し説明っぽくなるかもしれませんが、ゴボォのあとにスッポンが吐いてしまったことが

もう少しわかりやすいようなコマをつくって、

写真を見せるオチのシーンの前に一呼吸置くともっと良くなるのではと思いました。

No.079 タッケン     45P     尾山剛彦
お話の進み方はとてもわかりやすく、「職人」が「はがき職人」だったというくだりがとても好きです。
中学の頃、採用されるのに必死でネタを考えていた自分を思い出します。
あと悔しいですが「いじめっこ=おもしろくてクラスの人気者」という悲しい図式も思いだしました。
中高生ってこうだったな…と共感するお話でした。

 

No.098 一万年眠り姫    118P    JHN

「彼女と再会する方法はただ一つ!カイン殿あなたも1万年眠るのです!」
まじか!!!???予想だにしなかった展開にイスからずっこけました。しかも彼女が1年先に目を覚ますとか…
そこは魔法で9999年に設定してあげてよフィロソフィアー…そして72P~73Pの展開。

そうだよね現実は1年ですら待てないよね……とこんな感じでパソコンの前で何度も

「ふぐぐ~」と唸ってしまった作品でした。女心は魔法ではどうにもならないんですね。
勇者なのに、なんとしてでもすぐに眠りから覚まそうとはせず自分も寝たり姫の方が早く起きてしまって

1年すら待てなかったりしかも1万年待ってくれたカインが現れても、なびきもしなかったりファンタジーの世界の中に

ド現実的なところがたくさんあって惹かれました。ちょっとギャグというかトホホな感じがいいと思います。
ここからは好みもあると思いますがわたしはこのお話にギャグ要素を感じてしまったこともあり

カインには暗黒面に落ちず(落ちたくなる気持ちはわかりますが)、続きが読みたいという意味も込めて、

1万年後の世界でもうちょっと奮闘して欲しかったな~と思ってしまいます。

 

No.114 深海病     29P     山野木世美

ふしぎな読後感のお話だなと思いました。せつなげではかなげな雰囲気がとてもいいと思います。
読み手に想像する余地がたくさんあるので色々想像が掻き立てられます。

No.118 百億円の花器 32P もも
ひきこもりニート33歳が外に出て自立する流れが自然でわかりやすく面白かったと思います。
1点23Pの「オタクきもー」と言っている人たちは引きこもりの一因になった人たちでしょうか?
そういったきっかけがもしあるなら、最初のページ付近で少し匂わせておくともっと自然かなとも思いました。


No.122 ぼくらのこえ 38P 松山アラタ

18P1コマ目の台詞に感動しました。なんとなくいい話だな~という感じにすることはできても
胸を打つ台詞を作ることはとても難しいですよね。物語の中心になる台詞がしっかりあったのでお話の意図もよくわかり、

すっきりした読後感でした。将棋のことがまったくわからない状態でもスラスラと読めてわかりやすかったです。

No.134 Big Cheer!    52P    奈央

読み終えたとき「ウワーーーこれぞ少女マンガだあああ」とふとんの上でしばし悶絶してしまいました。

中学生の時に読みたかったです。最初主人公の設定を見たとき

「ムリっぽいと見せかけて、結局はなんやかんやでトップになれるんでしょう?だって主人公なんだからね~」と

少々ひねくれたことを思ったのですがちゃんと38Pあたりで

「大きくてもトップになれるかもしれないしくみ」がわかりやすく解説されていたおかげで一気に感情移入してしまいました。
夢いっぱいの少女マンガ感の中にも説得力があるのは作者さまご自身のご経験があるからですね。
51P~52Pに至るまでの過程をぜひ読みたいです。これを読んでチア部に入りたくなる女子中高生がたくさんいそうですね。
あと講評でもなんでもなく個人的趣味丸出しですが、涼香先輩がかっこいい。
コマ割りや場面場面のアングルも躍動感がありつつスラスラといい意味で頭を使わず物語にのみ集中して読めました。

とても好きです。


No.135 告白    40P    鼻毛

まさかの展開で、とてもおもしろかったです。あきらめ早い!!
「もうひとつ宇宙作ります!」おもしろいですね。そしてたろくんのお話と同じ作者さまなんですね。

雰囲気が違ったので驚きました。幅が広くてすばらしいなとおもいます。

 

No.142    箇々露のうた    25P    椣川とまた

友達が好きなものを好きになれず、でもそれを伝えたら嫌われるんじゃないかと思って
感想も言えずドギマギという流れに身に覚えがありすぎて、思春期ってこんなかんじだよなぁ…と
昔を思いださせてくれる作品でした。
どちらかというとファンタジー要素よりこういった「思春期のぎこちない友情」みたいなところが印象に残りました。

No.145  ホッカイダー    27P    バズ    

「野生」が好きです!飼いならされていると思っていたものの野生の一面を見るとおどろく半面嬉しいという感覚に

とても共感しました。北海道に行ってみたくなりますね。他の話も読んでみたいです。

 

No.167 エスパー黒岩成夫    13P    合間妹子

登場人物の台詞がひとつひとつ面白かったです。冒頭の意識高い系の年下上司の雰囲気がとてもリアルでした。
ストーリーもコマ割りもわかりやすくスラスラ読めました。

 

No.172 アフロ警部の事件簿    74P    鼻毛

最初にシンプルで親切な読み方解説があったので戸惑うことなく読めました。
TVゲームの謎解きをしているような感じで新鮮ですね。電子書籍だったらこういうこともできるのか!

と目からうろこが出たお話でした。

 

No.185    漁場の人魚    99P    えりつぃん    
ときめきました!
絵は描きこまれてないですが(ダメという意味ではなく本来ネームはこれぐらいであってほしいです。私自身の為にも…)
登場人物の表情は要所要所しっかり描かれているので全然迷わずに読み進められました。

No.188    一射入魂!!   44P    見原 由真    
読みやすくわかりやすく、とても楽しんで読めました。
無機物に一方的に追いかけまわされていた矢部くんが自分も先輩に同じことをしていたと気づくくだりから

ラストにかけてがよかったです。
ただ一点、最後のお守りのくだりが理解するのに一瞬時間がかかってしまって
(これはおそろいの矢の羽を持っているので両想いになったということでしょうか?)
ここがわかりやすいともっと良くなるのではとも思いました。

No.195    BASKING    81P    TAKA
筆タッチが内容と合っていてすてきだなと思いました。
ネームとのことですが本描きもぜひ筆で描いていただきたいです。
多くを説明しないながらも要所要所にオチがついているので読み終わった後の気分もスッキリします。
急いでいたOLさんのお話が好きです。

No.199    カーニバル    60P    屋乃啓人   

元の赤ずきんの設定や台詞がロマンチックに生かされていて素敵だなと思いました。
コマ割りもストーリーもわかりやすかったです。

No.207    ケバブの女    24P    ヤマモトヨウコ    
主人公とドンピシャ同世代なので気持ちがよくわかりました。

とくにP5、本当にみんなどうやって出会っているんでしょうね!いろんな悩みで押しつぶされそうな時、

机の角に指ぶつけてダム決壊する気持ちもよくわかります。

「この人たち絶対別れるな」とちょっと見下していたカップルが結婚して幸せそうなときのあのイライラも(笑)。

全体を通して共感するところがたくさんありました。

No.228    じじいとトレモロ    24P    たにやん    
コマ割りもわかりやすく高いところから見た景色等の構図がうまいなぁと思いました。
高いところから吊るす以外のこともやってみてほしいなと思います。おもしろかったです。

No.232 独り言     16P     kmrno
最初ちょっとミステリーっぽさも感じて、シリアスな感じになるのかなと思っていたらまさかの展開におどろきでした。
わかりやすかったのでストーリーもスラスラと頭に入りました。おもしろかったです。

 

No.235 ゴッホのように散るだけだ    29P    チョビベリー

設定にグっときました。読んだ後、まわりと感想を話し合いたいお話でした。
わかりやすく、読みやすかったです。感想をうまく言えないのですが心に残りました。

 

No.240    ファットボール    47P    Taka  
サッカーには詳しくありませんが楽しんで読めました。
試合中のコマ割りも疾走感がありつつスムーズに読めました。
重箱の隅をつつくようで申し訳ないのですが、後半少しコマ割りの線が薄いところがつづき
(こちらのブラウザの問題かもしれませんが)
コマの境界線を理解するのに少し時間がかかってしまったのでもう少し見やすくなればもっと良くなるのではと思います。

No.244    二番手の男    32P    すずきくみこ

ストーリーも設定もとてもいいと思ったのですが、私があまり言葉を知らないこともあり、少しわかりづらく感じました。
説明も多く入っていますし、あとから何度か読み返せばもちろんよくわかるのですが、

初見だと少し難しくて頭がパンクしてしまってお話が頭に入ってこなくなる感じがあるので

もし可能であればお話の雰囲気を壊さない程度にもう少しわかりやすい現代語を混ぜてみては…とも思いました。

他のお話も読んでみたいです。

No.250    闘☆GAY    34P    厳男子

戦士から陶芸の世界に…というギャップが面白いと思いました。
個人的に生徒のビリーさんがツボで、この陶芸教室の日常を定点カメラでずっと見ていたいです。
絵はとてもお上手だと思うのですが、私が陶芸には疎いこともあり後半のろくろで作業をしている動きが

少しわかりづらかったです。(でもろくろと一緒に回ったら成型できねえぞ…)には爆笑しました。
先生が真髄を見ようと超アーティストモードなとき、生徒さんはほのぼのと誕生日会の準備をしているというギャップも

好きです。続きというかこの陶芸教室の今後をもっと読みたいと思いました。

 

古泉智浩・テキスト講評

 

【総 評】
たくさん読んでいると、だんだん暗い話の評価が低くなってしまうところがありました。

また長い作品も、簡潔にまとめる力がないと判断されるかもしれない、という心配もした方がいいのではないかと思います。

審査員としてフラットな目線が必要なのかもしれませんが、僕も審査員である以前に人間です。

また、生き残りを賭けた勝負である以上、少しでもポイントを稼ぐための配慮はあった方がいいですよ。

 

1位 No.048 てんぐ子    8P×3(24P)    仮面凸
コンプレックスや心の痛みといった深刻な問題をとてもユーモラスに語っていてよかったです。

また、その問題への回答の糸口の提案が音楽であることも自然でよかったです。

結末のどんでん返しも非常にさりげなくあり得る形で描かれていて、心のきれいじゃない部分の正直な告白であり、

それでいてリアルで暖かく感動しました。今回の30作品で一番よかったです。

ぜひペン入れをして投稿してください!

2位 No.024 ほんの小さな大冒険 136P 鼻毛
二人の少年のコントラストがとても丁寧に描かれていて、主人公の切ない境遇に同情しました。

二人の友情の感じもすごくよかったです。お父さんはいないのかな。

舟の中の重力の表現が面白かった。結末は胸がキュンとしました。

3位 No.134 BIG Cheer! 52P  奈央
テーマがとてもストレートに表現されていてすがすがしかったです。

また、チアリーディングについても門外漢に分かりやすく楽しく解説していてよかったです。

4位 No.044 宇宙くん  40P  けめちゃん
子供が論理的に判断して遊戯に取り組んでいるけど、そこはやっぱり子供なので、子供らしくうまくいかない、

という第一話がとても面白かったです。

考え方がいくら論理的でも知識や経験ないとすぐ限界がくることを自然に表現していて素晴らしかったです。

このテーマでもっと作品を描いて欲しいなと思いました。

5位 No.145 ホッカイダー 27P  バズ
北海道へのツーリングの様子が分かって楽しかったです。

カヤックや冬の北海道のエピソードもじっくり描いて欲しいと思いました。

6位 No.167 エスパー黒岩成夫 13P 合間妹子
非常に限定的な超能力なところが面白かったです。

非常に簡潔でささやかな物語であるところが魅力でありますが、スカートめくりで、ピタゴラスイッチ的に

連鎖反応を起こして事件を解決するといったような展開もあってもいいかなと思いました。賞で勝敗を競う以上、

びっくりさせることも必要です。ぜひそんな話にも挑戦してください。

7位 No.250 闘☆GAY   34P  厳男子
陶芸について、リアルな部分に飛躍を盛り込んでいてよかったです。

絵も非常にダイナミックでつい説得されそうになります。

結局何が神髄だったのか、危険を顧みず命がけで取り組んだということなのかな、

でもよく分からないところも面白かったです。迫力で押し切るのも大事だなと思いました。

8位 No.026 リンゴォ 41P ゴヤ十字6
異世界の様子をミステリアスに描いていて強い興味を引かれてぐいぐい読まされました。

数学的な展開があるのかと思ったら決してそういうわけではなく、期待とは違っていたけど面白かったです。

数学な苦手な人にも数学的な興味や面白さを味あわせる作品が描ける人ではないでしょうか。

9位 No.079 タッケン 45P 尾山剛彦
いじめっ子が舞台で同級生しか笑っていないところはとてもすっきりしました。

ただ、お笑いがテーマなのにあまりに暗すぎることがちょっと気になりました。

実際お笑い芸人が映画を作ると感動に偏って笑いがおろそかになるのが以前から気になっています。

笑いがテーマである以上、しっかりと笑える場面も入れて欲しかったです。

10位 No.122 ぼくらのこえ 松山アラタ
主人公の感情がとても丁寧に描かれていてよかったです。

ただ勝負のポイントが「メンタルの弱さを克服できるかどうか」で、

将棋を知らない人でも表現できる範囲であると思いました。

僕のように将棋にあまり親しみのない人間にも将棋の勝負のポイントを分かりやすくスリリングに伝える表現ができたら、

画期的な将棋漫画になるのではないかと常に期待しています。