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第10回ネーム大賞 2次審査作品講評

<総評>

 

■やはりレベル上がっていますねえ。傾向として、描き慣れている(いわゆるマンガうまい)けど読みにくい(入りにくい)ものと、細かくいろいろあるけど面白く読めるというもの、二つに分かれた気がします。
ぼくとしては、重厚な作家にも出てきてほしいのですが、どうしても敷居が高いのか、読みにくくなってしまうものが多く、あまり高い点数を付けられませんでした。
点数付けが項目別になったことで、実際の作品順位と、出してみた合計での順位が違うということもあります。力作を投入して、点数が上がらなかったという人は、敷居の高い勝負に挑んだのだと割り切って、結果を受け止めて頂ければと思います。点数が低くても、ぼくは割と好きという作品もあります。
14点と15点が、丸を付ける境目となりました。
調整を考えて迷ったときに、やはり救済されるのは、深く心に残る作品でした。ふたつほど、15点に格上げした作品があります。そのうちひとつはもともとは13点でした。好きだけど格上げも出来なかった作品は、欠点が多過ぎたということです。あとは、最初に書いた通り、全体のレベルが上がっているので…。
僕自身、結果として評価されたかどうかで、めちゃめちゃ気持ちが左右される方なので、あまり軽いことは言えませんが、とにかく接戦でしたし、いくつかの点を直せば1~2位にまで(点数で言うと18~20点まで)上がってくる作品もあったと思うので、今回上手く結果を出せなかった人も、問題点を頑張って克服して、いい漫画家になって下さい。ぼくもがんばります。(武富健治

 

1次審査通過作品を対象に2次審査員全員が採点した点数の平均点、 講評コメント(総評含みます)を公開致します。審査員の講評コメントは任意のため全作品にはございません。予めご了承下さい。※採点の内訳:キャラクター・ストーリー・演出力・オリジナリティを各5点、合計20点満点で評価

    • A-028

      いつかは魔王  18P
      イチアキ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.4

      2.8

      3.1

      3.4

      12.7

       

      朴訥とした絵柄に、淡々と行う会話でクスッと笑わせていただきました。少しいい話な感じもありかわいいお話だなとも感じました。「勇者たちのたわいもない日常のお話」という部分だと、会話の切り口がとても大事な気がします。棺桶を運びながら変に年齢を気にしていたりという部分は楽しかったので、さらに「何気ないけど面白い」要素がある話を違ったシチュエーションで見てみたいです。(尾関高文)

       

      とぼけた感じは面白かったです。(古泉智浩)

       

      ロールプレイングゲームの中の世界。というのはありがちかもしれないけど、この局面から始まり淡々と進んで、何かの良い旅行エッセイのような雰囲気で終わる感じが良い。なぜかほのぼのする。みんな死んでるのに。(鍋島雅治)

       

      それなりに面白いです。突出した感じがないので評価しずらい。そういう感じが売りなのはわかるのですが、そういう感じであっても、もうちょっと心に残る感じは狙えるかと。ところどころ吹き出しの位置などが読みにくいところがありました。設定や狙いが少しありがちなので、どうしても深くのめり込んでいけない感じがありました。タイトルがもうひとつピンとこない感じも惜しいかも。
      のれるかのれないかで評価が分かれる作品かもしれません。(武富健治)

       

      アッと驚く会話がもう少しあった方が良かった。20年前なら斬新な漫画だった。(尾上龍太郎)

       

      構図で工夫しているが、セリフのやりとりメインで単調。インパクトのある大きなコマでメリハリがほしい。(茶畑るり)

       

      会話がとにかく面白く、それでいて話のまとめ方もよかった。(萩尾ノブト)

    • A-029

      もぎ!  24P

      えんがわよ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.8

      3.5

      3.3

      3.8

      14.4

       

      何よりも毛が大量に生えている女の子というキャラクターに惹かれました。毛が多いというのは、少しギョッとしてしまうテーマですが主人公のキャラクターの明るい絵柄で楽しく読むことができました。コンプレックスを楽しさに変えるというのは素晴らしいですね。ラプンツェルとは違った毛の魅力があるのだと気付かされました。(尾関高文)

       

      眉太が流行っていますが主人公が度を越えていて、キュートでした。(古泉智浩)

       

      これは、以前も拝読しましたね。再度のチャレンジですね。人はありのままの自分を恥じることはない。というテーマはとても大好きです。でもちょっと気になるのは子供を救った後「確かに毛を隠してちゃ、これはできないな」という男の子台詞。・・・・・もし体毛を隠していても髪の毛が長ければできるのじゃないか?という疑問が生じます。惜しい。そこはひょっとして用意されたツッコミどころなのかもしれませんが。(鍋島雅治)

        

      キャラの絵柄に魅力があるので、変な設定ですがすごく入りやすいです。
      主人公の名前が、男女不明なのにしたのはなぜでしょう?読み終えたらわかるかなと保留にして読み進めましたが、読み終えても理由がわからなかった。少なくとも読み終えたら納得できるような仕掛けがないのであれば、無駄に引っかかる要素は排除した方がいいと思います。しかしそれ以外はとてもよくできています。
      しかもネタ的に、これは僕が評価せずしてどうするというネタ()。途中からハゲしく感情移入して読みました() 是非誌面で読んでみたいです!!(武富健治)

       

      救出劇ではハゲの力も使って欲しかった。主人公の心の強さがいい。(尾上龍太郎)

       

      ギャハハと笑える中にもハッとさせられる教訓あり、昔話のようなほのぼの感あり。漫画でしかできない表現が良い。(茶畑るり)

       

      主人公が最初から鬼メンタルなので共感できない。(萩尾ノブト)

    • A-041

      金色の光で黒い雨雲さえ  38P
      河内愛里

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.4

      4

      3.6

      3.6

      14.6

       

      小説家の奥さんがアスペルガーという設定が素敵だなと感じました。このようなテーマのお話だと、途中で共感できないような事件が起きたり腑に落ちない流れになったりするのをよく見るのですが、ストーリーもしっかりとまとめられていて、最後まで気持ちよく読むことができました。(尾関高文)

       

      鈴木大介さんの『脳が壊れた』が元ネタなのでしょうか?あまりに被り過ぎていて触れていないのが不自然でした。(古泉智浩)

       

      持たざる者の庇護者であった持てる者が病気などの何かにより持たざる者になって初めて持たざる者の感覚を理解する。それは二人の愛の障害に見えて、さらに愛が深まる。という設定はボクは大好きです。ボクも鬱病だった一時期、全く本が読めなくなって愕然としたことがあります。あの時の絶望的な気持ちを思い出しました。それでも暖かく寄り添い合う夫婦、二人がとても愛おしく感じます。相変わらず優しい作風ですね。(鍋島雅治)

        

      実際はキャラクターとストーリーは4点と5点です。どれだけ原作の力を借りているのか不明なため、それぞれ1点ずつ引いておきました(判断ミスだったらすみません)。
      たまたま、ちょうど今、この話に引き込まれるような状況にあったので、面白く読みました。そうでなかったら、ちょっと入りにくいかもしれません。この手のテーマを扱う場合は、かかわりの深くない人が読んでも引き込まれる内容にしなくてはならないと思います。

      演出力は、すごく良いところと、すごくわかりにくいところ、演出が足りないところ(もっと丁寧に描くべきところ)のムラが激しく、相殺されて4点です。問題点を克服すれば、すごく良い部分が活きて、いい漫画家になるように思います。是非次は原案なしで勝負してみてほしいです。(武富健治)

       

      感動作。涼介は人気作家じゃない方がもっとドラマティックになった気がする。(尾上龍太郎)

       

      人間味に心動かされる。アスペルガーの人の生活が興味深い。言語障害で苦悩する様子がもう少しあると、より起伏が出て良いと思う。(茶畑るり)

       

      夫の病気以外の理由でりす子の変化が必要だと思う。(萩尾ノブト)

    • A-046

      部屋とおっさんと俺  40P
      ヨシナミハル

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.7

      3

      3.4

      3.7

      13.8

       

      おじさんのなんとも言えないかわいさと怖さがいいですね。(尾関高文)

       

      おっさんの存在はなんだったのかすっきりしたいです。(古泉智浩)

       

      不思議な作品。おっさんは、人生の障害の象徴なのか、勇気を与えるための神の福音なのなぁと思いましたが、ちょっと最後に言葉や「おめでとう」という本のタイトルで説明しすぎたかなと言う感じもします。もっとぼやっとした終わり方でも良かったかな。言葉ではなくエピソードでテーマをだしたかったですね。(鍋島雅治)

       

      途中までめちゃめちゃ面白かったです。
      「目が見えている」の次のページが、ちょっとわかりにくく、そのあとまた接近シーンで面白くなりかけましたが、「この高さなら」「飛び降りるなら今だ」の辺りがまた少しわかりにくく、テンションが落ちてしまいました。
      そのせいもありますが、オチも、急に「いい話」な感じが、少し鼻についてしまいました。「いい話」は、途中、人一倍そうとううまくやらないとうまくいきません。でも、いい話を描こうという意志は捨てないでいいです。
      全ての項目において、すごくいい部分とイマイチな部分が両方あり、相殺されて、どれも4点や3点におさまってしまいました。イマイチな部分を直せば、ぐんと伸びる作家さんだと思います。(武富健治)

       

      おっさんの表情がいい。おっさんに第3の目が出た時はビックリした。(尾上龍太郎)

       

      話の流れがスムーズで、コマ割りや構図が良い。ラストにダイナミックなチキン返上アクションがあってもまた良さそう。(茶畑るり)

       

      シュールながら緊迫感があってよかった。(萩尾ノブト)

    • B-019

      毒撒きトカゲ  45P 
      おんぱっぱ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.3

      3.5

      3.4

      3.2

      13.3

       

      同人誌の一般の人が知らない大変さを学べました。(尾関高文)

       

      漫画を描くものとして励まされた気分です。ちょっと泣きました。(古泉智浩)

       

      熱い!熱い同人誌活動愛にあふれた作品ですね。ボクも50代で初の同人誌出してコミケに参加したことがありますが、いいものですよねぇ、同人活動って。主人公が同志を得たのもいいラストなのですが、トカゲ先生ももう一度出して欲しかったですね。「楽しい?」楽しかったらしょうがない。突き進むのみですよね。(鍋島雅治)

        

      冒頭に、わかりにくい点がいくつかあり、入りにくかったです。「繊細な世界観云々」のところは、モノローグだけでなく、同人作品の中身などを描くなど、絵でも説明が欲しい。「間違えました」は、ついそう言っちゃったんだろうと6割がたはわかりましたが、少しひっかかってしまった。何かうまい方法で、引っかからないように処理してほしいです。
      回想シーンもわかりにくいです。そのあとはわかりやすかったですが、全体的に、ありがち感と思いつき感があり、他の方に比べて、初心者感が強かったです。
      なんかさんざんな評価になってしまいましたが、もしまだ漫画を始めたばかりの方でしたら、気にすることはないので、楽しくたくさん描いて、いろいろなことを学んでいけば、上手くなっていくと思います。(武富健治)

       

      トンボとキリタチさんの友情が良かった。トカゲの同人熱がもっと激しくてもいい。(尾上龍太郎)

       

      同人誌の世界が興味深い。やや説明的になりがちなのをキャラの魅力でカバーされていて読みやすい。(茶畑るり)

       

      前向きに変な人なのは好感がもてました。(萩尾ノブト)

    • B-025

      1787  32P

      いなずまたかし

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.6

      3.6

      3.8

      3.5

      14.6

       

      実際のモーツァルトとヴェートーベンの話を、読みやすく楽しいストーリーで読ませていただきました。読む人によるとは思うのですが、かなりのフィクションではあるので、もう少し当時の世界観に寄せるというのもありなのかなとも思いました。(尾関高文)

       

      関西弁が効いてますね。(古泉智浩)

       

      クラッシックの巨匠同士の邂逅というのはとても格好いいテーマで、キャラも立っていますね。いい作品です、惜しいのはモーツアルトとハイドンの会話が途中に挟まり邪魔になっています。リズムを崩し混乱をきたします。違う形で彼が後のベートーベンであるか告げた方がラストまでの流れがスムーズでしょう。ピアノが現代のグランドピアノではなくモーツアルトの愛用した当時のスタインのフォルテピアノピアノなのに感心しました。よく調べていらっしゃいますね。(鍋島雅治)

       

      う~~~~ん。あるていど「すごくうまい」のは伝わるんですが、減点が多くてものすごく損をしている気がします。
      これだけしっかりした話なのになぜ扉ページがないのか、というところがそれを象徴していると思います。才気は十分に走っているので、それをコントロールする冷静さが必要です。いくつか具体的に描くと、冒頭シーン、馬車に乗っていてそこから降りたというのがコマ割り
      ・構図的にわかりにくいので、次のページで運賃を請求されるシーンが、ぱっとよくわかりませんでした。せめて馬車から降りるシーンに「バッ」などと擬音がしっかり入れば、小さなコマでも目が行きます。こうした細かい工夫を積み重ねてほしいです。そのためにはまず、読者にとって何が頭に入りにくいか、どうすれば気持ちよく読めるかをよく知る(言われずとも気付く)必要があります。二人がモーツアルトとベートーベンだったというのもバレバレで、わかっていて読んでも楽しめるものにするには仕掛けが足りない。プライドも高い方だと思うので、欠点を辛抱強く直していくのは苦労するかもしれませんが、なにしろポテンシャルは高いので、踏ん張って基礎演出力を見直してみて下さい。

      これだけ達者なら、どこか一流の雑誌に投稿
      ・持込みすれば担当がすぐつくと思うので、そこでひとつひとつ指摘してもらって、勉強するのが一番早いと思います。(武富健治)

       

      ルースが大阪弁でキャラが立ってた。クラシック音楽に疎い僕でも楽しく読めた。(尾上龍太郎)

       

      最初から最後までパワーがあり、引っ張られる。絵、構図など上手で、安心して読める。(茶畑るり)

       

      舞台は悪くないがキャラクターが面白くない。(萩尾ノブト)

    • B-027

      15MINUTES  35P

      兎屋まめ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.1

      4.1

      3.5

      3.5

      14.1

       

      物語の始まりがとてもワクワクしました。(尾関高文)

       

      嘘か本当か言いっ放しで証拠がないのでゲームになっていないのが気になりました。ただ追い込んだだけの話ですね。(古泉智浩)

       

      冒頭から外枠の黒い回想シーンへの入りが分かりにくく混乱しました。名前どおりの人間の優位性がじわじわと置き換わる様は、怖くて面白かったです。誰にも感情移入できませんが、それも新味かと思います。(鍋島雅治)

        

      ストーリー5点 演出2点。このふたつにすべて集約されていると思います。なにしろ読みにくくて、全然入っていけなかった。才気が邪魔して、魅せるための一つ一つのセオリーが抜け落ちています。実はここが漫画を描く上では一番肝心なところなので、勉強してほしいです。
      読む(鑑賞する)のをあきらめて、原作として読み取ることに専念して分析的に読み進めました。そうしたら、内容はすごくよかった。絵柄もいいので、誰か、ネームを別の上手い人に描かせて、原作と作画だけを担当すれば、十分に活躍できるかと。そのくらいネーム力だけが突出して低いということです。非常にもったいないので、何らかの方法で頑張ってみて下さい!!(武富健治)

       

      キャラ名がシンプルで話に入りやすかった。4人の人間関係を簡潔にかつ明瞭に示せてた。 オチも好き。(尾上龍太郎)

       

      ミステリアスでどんでん返しもあり引き込まれる構成。絵と効果が洗練されていて嫌味がない。(茶畑るり)

       

      人を殺した後もメガネくんを見下すメンタルがすごい(萩尾ノブト)

    • B-049

      狂女の灰  106P 

      シーラ太郎

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.1

      3.7

      2.9

      3.7

      13.4

       

      興味惹かれる世界観でしたが、何か別の部分でオリジナリティが欲しかったです。(尾関高文)

       

      状況に無理を感じました。(古泉智浩)

       

      まるで映画のような骨太のSF作品ですね。斬新な設定に壮大なストーリー。途中、主人公から刑事へ主観(視線)の移動がありますが、上手くいっていると思います。手堅い演出です。ただちょっと長すぎて途中、中ダレしてしましました。もう少し短くできるとぐっと締まった作品になると思います。設定というか真実の種明かしも少し分かりにくくもうちょっと簡潔にテンポよく説明して欲しいところです。(鍋島雅治)

        

      なにしろ読みにくくて、読み進められなかったです。コマ割りもよくないし、脚本段階で、漫画原作としては構成がよくない。タイトルが出るまでにページがかかり過ぎるし、そのあとセリフでそれまでのことを説明してありますが、それが必要ないか半分で済むくらいに、最初からわかりやすいコマ割り・構図で描かないとまずいでしょう。もちろん、最初は思わせぶりにする演出だというのはわかるので、全部が全部、説明的にしろとは言ってません。微妙なツボを押さえた工夫が必要だろうということです。
      ストーリーが4点なのは、構成に難があるからで、内容自体は非常に面白く5点以上だと思います。
      これを原作にして、ネームがうまい人が描けば、相当面白い漫画になるかと。埋もれるのはもったいないですね。
      絵も上手そうなので、なにしろネーム力です。
      この話ならば、150ページ位は必要なのではないでしょうか。焦って詰め込んでいる感じがします。このページに詰め込むことも可能ですが、それならば人の23倍の構成力が求められるでしょう。どういう方法で、対処するかは、選択の余地があると思います。(武富健治)

       

      「狂女」という設定は面白い。セリフが多くてコマ割りも単調なページが多くて読むのに疲れた。もう少し整理してページを削ればもっと読みやすくなる。(尾上龍太郎)

       

      映画のよう。説明やセリフが多いが、わかりやすく整った文章。(茶畑るり)

       

      説明が多すぎて読者が物語に入りにくい。(萩尾ノブト)

    • B-051

      エクスカリバー誕生秘話  48P

      ノガミ陽

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.7

      3.5

      3.5

      3.5

      14.2

       

      キャラクターがとても可愛かったです。(尾関高文)

       

      剣がなぜ少女なのか気になりました。(古泉智浩)

       

      面白い!設定も神様と聖剣の掛け合い漫才のような会話もとても笑えました。ラスト、これでいいのか?というどんでん返しも。くわえて、人は使命と自分を必要とする他者が必要なのだという意外に深いテーマも隠されていそうな気もします。気がするだけかもしれませんが。(鍋島雅治)

       

      すごく面白く読みました。19ページが詰め込み過ぎで、夢中になっていた流れが止まってしまい惜しかったです。そのあとまた面白かったですが、2526ページの、人がようやくやってくるところがまた急過ぎてタメが必要に感じ、惜しかったです。そのあともまた、38~39ページ当たりが詰め込み過ぎでそのあとまた面白い
      すでに48ページになってしまっているのですから、あと56ページ足してしまってもいい気がします。それか、思い切ってストーリーを刈り込むか、どちらかではないでしょうか。

      と、なんやかんや言っても、読みやすくしかも面白かったので、点数も高めです。(武富健治)

       

      聖剣のキャラが感情豊かで理路整然としていて面白かった。オチもいい。(尾上龍太郎)

       

      絵がかわいく、キャラが明るくてテンポと雰囲気が良い。素直で前向きな気持ちになれる。(茶畑るり)

       

      かわいくて面白かった(萩尾ノブト)

    • C-010

      けいた  60P

      オリゴ糖 

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.4

      3.7

      3.7

      3.5

      14.3

       

      ホロリとさせられるストーリーでした。凶悪犯との数回のやり合いにリアリティが欲しかったです。(尾関高文)

       

      タイムパラドックスが飲み込めませんでした。(古泉智浩)

       

      タイムスリップ物として良くできていると思います。最後までドキドキハラハラさせられました。途中、ハッピーエンドと思わせておいてからの喪失感が半端ないですが、最終的な読後感はそれほど悪くないです。(鍋島雅治)

        

      ■いい話なんですが、ところどころわかりにくくて、没入しにくかったです。それでもなお、なんとなく感動は得ることが出来たので、そこはすごいなと。
      ストーリーと演出力、すごくいい部分と、うまくない部分があったので、4点とか3点になってしまいましたが、欠点を処理すればともに5点狙えます。
      どこかに持ち込めば担当が付くと思うので、一つ一つ問題個所を指摘してもらって直すのがいいと思います。こういう話をいくつも描けるのであれば将来有望かと思います。絵もいい感じですし!(武富健治)

       

      見やすい画面構成で話に入りやすかった。けいたの赤ん坊へのメッセージもいい。(尾上龍太郎)

       

      やや展開が急で冷たい印象だが、線の細い絵とマッチしている。セリフに頼らない、絵のみのコマで雰囲気が伝わる。(茶畑るり)

       

      効果の薄いアクションよりもドラマをしっかりさせた方がいい。(萩尾ノブト)

    • C-056

      ですてにーラブ  39P

      コンクリートジャングル

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      4.2

      3.7

      3.7

      4.5

      16.1

       

      ■好きな子の机を好きになるという設定が素晴らしい!行き過ぎた異常性も楽しめるくらい話に説得力と魅力がありました。机とデートをするシーンが素晴らしく、とても好きです。異常さとセンスを兼ね備えた作品だと感じました。(尾関高文)

       

      ■狂っていて最高でした。(古泉智浩)

       

      ■変形ピグマリオ物というか、フェチ物というか。その対象が机というのが面白かったです。ある意味学園ものらしい。(笑)(鍋島雅治)

       

      ■これぞ漫画(見ル野栄司)

       

      ■ううむ、面白かった! 机に名前を付けるコマだけ、もうちょっと工夫欲しい気がしましたが、あとは、作風的にも何も言えない感が(笑)。

      こういう作品が頼まれたらすぐ3~4個描けるようなら、すぐやっていけるのではないでしょうか。3~4個描けるなら、あとは描きながらどんどん新作思いつくと思うので。
      シリーズ化できるキャラで1本描くといいかと思います。というかもしかしてこのキャラたちでも何本もいけるのか??
      面白い才能だと思います!(武富健治)

       

      ■加藤のキャラがいい。コマ割りを工夫すればもっとドラマティックな漫画 になると思う。(尾上龍太郎)

       

      ■つく恵を好きになるまでの心の葛藤をもう少し描き、ラスト、主人公以外のキャラ達の反応があれば最高!(茶畑るり)

       

      ■最初から机が好きな人の方がキャラがぶれなくていいと思う(萩尾ノブト)

    • D-027

      ヘリヘリ  24P

      やすひろじ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      4.1

      3.9

      3.9

      4.5

      16.4

       

      ■ヘリを奪うという設定で心を奪われました。そして単純に一つ一つのギャグが全て面白かったです。素晴らしいセンスをお持ちだと思うので、ほかの作品も見てみたい気持ちにさせられました!パクリたいくらいです。(尾関高文)

       

      ■変なリアリティがあって、この世の不思議が口を開けているような感覚で、素晴らしかったです。(古泉智浩)

       

      ■シュールで面白かったです。(鍋島雅治)

       

      ■漫画界に必要な逸材(見ル野栄司)

       

      ■かなり面白かったです。ジャンル的、空気感的には、なじみのあるというか、ある意味ありがちなシュール展開ですがレベルが高いので楽しめました。

      細かいことをいくつか。冒頭は、P3の1コマ目の段階で、女性たちがコンビニ店員だというのがぱっとわかる絵や構図にした方が、入りやすくなる気がします(清書の段階でそうするつもりだったのならすみません)。そのあと、「それともあいつを刺し殺すか」がわかりにくかったです。後半、首領のベッキーとか華原朋美がでてくるあたりで、急にサブカル漫画に変貌した感じがあって、とまどいました。サブカルネタを後半に出すのであれば、前半でも細かくちょろ出しして、世界観をなじませた方がいいかなと思います。あるいは、僕的には、最後までサブカルネタはなしでいっても十分楽しいと思います。
      そのあたりが少しマイナスだったので16点にとどまりました。(武富健治)

       

      ■のんびりしてるようで緊張感のある世界観がいい。ヘリにならないオチでも十分に 面白かったと思う。(尾上龍太郎)

       

      ■ミステリアスな雰囲気が良いが、途中から共感できずついていけなくなる。それが魅力、と言えるまでこの作風を押し通してほしい。(茶畑るり)

       

      ■シュールで面白いのですがオチが残念(萩尾ノブト)

    • D-029

      人魚姫  34P

      ぴのこ堂

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.4

      4

      4

      3.7

      15.1

       

      ■主人公のお姉さんが非常に魅力的で、艶がありドキドキしてしまいました。切なさと懐かしさと、さらに最後のなんとも言えない背徳感がたまりませんでした。このお話に深みを出す最後のシーンは本当に素晴らしい。こういう路線で他の作品もぜひ見てみたいです。(尾関高文)


      ■背中で魅せるところがすごいセンスだと思います。素晴らしかったです。(古泉智浩)


      ■え、エロイです。ラスト、ドキドキしました。なんとも言えなく雰囲気ですね。団地の土着的な日常とファンタジーなところが同居していて。(鍋島雅治)

       

      ■冒頭が少し詰まり過ぎていて入りにくかったですが、そこを乗り越えたらあとは読みやすく面白かったです。ところどころ、感情描写で、大ゴマや間が欲しいなと、残念に思うところがありました。あと2~6ページくらい足してゆったり構成してみてほしいです。

      内容は、ある程度葛藤もありましたが、最初から「お姉さん寄り」だなという予想がつき、そのまま行ってしまうので、もう少し幅の広い葛藤を味わいたかったかもしれません。
      今は、読者ジャンルも分かれているので、このままでもジャンル内では受け入れられると思いますが。(武富健治)

       

      ■亜子の思春期の揺れ動く心情が切ない。団地という舞台装置がまた良い。(尾上龍太郎)

       

      ■心の成長がリアルにさりげなく描かれている。性的描写がやわらかい表現なので女性でも嫌悪感なく受け入れられる。(茶畑るり)

       

      ■結局母親の言う通りただの売女だったで終わっていてはダメ(萩尾ノブト)

    • D-032

      奇食の女王  33P

      つえぞう

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.9

      3.8

      3.9

      3.8

      15.3

       

      ■絵もうまくキャラクターが非常に魅力的でした。ストーリーが少し感情移入しづらかったです。(尾関高文)

       

      ■『ハンニバル』とは別の切り口の食人のグルメ料理とは恐れ入りました。(古泉智浩)

       

      ■珍味界のブラックジャックっぽくて面白かったです。切れ味シャープでラストも予想がつくものの、社会風刺も込められていいてブラックですがブラックすぎず。いい塩加減でした。(鍋島雅治)

       

      ■全体的なレベルが高かったです。コマ割りや構成も、各ページごとにはバランスよく仕上げてあるのですが、少し表面的に処理されてしまっているかも。そのため、見た感じよりも、読んでみると読みにくい、没入しにくい個所がいくつもありました。たとえば、P10の3コマ目の小さな背景の引きに、このセリフが入るというのは、あまり効果的ではない気がします。こういう個所に、しっかり大ゴマなどを割いて、読者の心を段階的に確実に深く取り込んでいく、計画的な演出があるといいかと思います。
      P2の扉も、あのように変則的にする意図が読み取れないですし、P3の最後のセリフ「あなた本当に…」が片言なのも、それまでのセリフがふつうっぽいので誤植かと迷ってしまう。読者がどういうことで、迷ったりつまずいたりするか、気付けるようになるといいと思います。それには、例えば、プロではない新人の作品をたくさん読むのが効果的です。細かく細かく、これはうまくいっていない、というのが体感的につかめます。
      キャラも、短編だとそれなりに合格点ですが、もう少し忘れがたいキャラが一人でもいるといいと思います。(武富健治)

       

      ■食に関する情報がいくつも入っていて読み応えがあった。構成がいい。珍珠美のキャラもいい。(尾上龍太郎)

       

      ■主人公がミステリアスすぎて共感できないが、インパクトが強く、ストーリー作りが上手でメッセージ性がある。(茶畑るり)

       

      ■このキャラクターで別の話を考えるのは難しそう(萩尾ノブト)

    • D-040

      ボケ担当高橋さん  30P

      カンバラノリオ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      4.1

      3.9

      3.5

      4.2

      15.7

       

      ■高橋さんが突っ込むシーンなど面白かったのですが、楽しい気持ちと悲しい気持ちがどちらにも振り切れていなかった気がしました。(尾関高文)

       

      ■ラストが素晴らしかったです。(古泉智浩)

       

      ■社会派風味のギャグコメディでしょうか。お父さんにも森君にも頑張って生きて欲しいです。(鍋島雅治)

       

      ■とても面白くなりそうな予感は全編に漲っていました。発想もいいし、絵もいい。間の、ストーリーテーリングと、コマ割りの演出がいまひとつなので、損していると思います。思った展開を裏切って、異なる方向に行く、という意図はわかるのですが、もうすこしうまく読者を引っ張っていけるといいかなあと。「うお、こう来たか!」と思う前にしらけかねない感じです。
      ラストは、これで終わりというのもプッツリ感がありました。もうちょっと先を読みたい気持ちもありますし、ここで終わりなのでしたら、前のP29の内容を、じっくり大ゴマで見せるなどして、そのプッツリ感自体を細かく演出した方がいいかなと思いました。
      もろもろ惜しい感じの作品です。(武富健治)

       

      ■緊張感の中に散りばめられた笑いの数々。シュールだがどこかリアルで面白い。そして感動のラストとは。やられた。(尾上龍太郎)

       

      ■重いテーマなのに登場人物たちに心の余裕を感じる、軽やかな不思議ワールド。長く読み続けたい作風。(茶畑るり)

       

      ■コメディとドラマの融合が秀逸でした。(萩尾ノブト)

    • D-048

      幸福は涙に沈む  66P

      おこめ 

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.4

      4.1

      3.6

      3.8

      14.9

       

       ■自分のクローンが現れるというストーリー自体はそこまで新しく無いのかもしれませんが、自分のために作られたクローンだったという設定がとても素晴らしかったです。「自分同士の愛情」という要素も素敵でドキッとしました。バナナフィッシュ的な艶を感じました。主人公の中性的な感じもいいですね。(尾関高文)

       

      ■クローンの扱いがとてもよかったです。(古泉智浩)

       

      ■切ない話で、胸がキュンとしました。どちらの気持ちも良くわかる。少し淡々としすぎてエピソードが少ない気がします。(鍋島雅治)

       

      ■面白かったです。まだ漫画を始めて短いか、若い方かと思います。細かい演出等いろいろとこれから身に付けていくことは多いと思いますが、期待値は高いです。
      二つだけ、具体的に指摘すると、37ページで、南央側に物語の視点が移るわけですが、ここは大ゴマにアップ一つでも入れた方がいいと思います。
      もうひとつは、P30上半分の、生活シチュエーション点描演出ですね。ここは、1コマに収めるならせめて1ページとるのがいいし、ネーム状態でも内容をある程度ちゃんと書いておく所だと思います。がんばってください!(武富健治)

       

      ■難しそうな部分をサラリと説明していて読みやすかった。徐々にシリアスになって いく感じがいい。(尾上龍太郎)

       

      ■登場人物たちの心情が丁寧に描かれている。スタイリッシュな絵柄が女性に支持されそう。(茶畑るり)

      ■しっかりとドラマが描けていてよかった(萩尾ノブト)

    • E-004

      羊男  283P(31〜32P×9話)

      イヌワシ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.5

      3.3

      3.6

      3.8

      14.2

       

      ■カブラシカの可愛らしさが何より素敵で、主人公の魅力に引き込まれました。世界観もしっかりと作り込まれており、大長編の物語でもずっと楽しく読ませていただけました。ただ欲を言えば、新しさという点でもう少しこちらに「おお!」と思わせる何かがほしいなと感じました。全てがうまいだけに、どこか突出してひっかかる部分があると、もっと読みたいと思わせられるのかもしれません。(尾関高文)

       

      ■寄りの絵が多いのが気になりました。(古泉智浩)

       

      ■長大な物語。差別、あらゆるハラスメント、民族問題を内包した深いテーマ。コマ割りの演出力も画力も素晴らしかったです。しかし、僕の読解力がついていきませんでした。エンタメというよりアートに近い作品だと思います。(鍋島雅治)

       

      ■面白かったです。こういう世界観の話だと、もうちょっと、時々でいいので大ゴマで、風景や村や建物などが観てみたくなります。それが冒頭からずっとないままなので、途中からそれが気になって、アップ続きの描写が楽しみきれなくなって、ちょっと疲れてしまいました。
      全ての項目において、めちゃうまい(5点かそれ以上)なところと、今一つ、フツウなところ(2~3点)があって、平均の4点になりました。
      とはいえ、いろいろ魅力的なので、どこかにそのまま載っていても、人気が出ていても驚かないです。(武富健治)

       

      ■壮大なファンタジーだが、主人公にあまり魅力を感じないせいか正直途中から読む のに疲れてしまった。獣人好きにはたまらないかもしれない。(尾上龍太郎)

       

      ■作り込まれた壮大なストーリー、迫力ある絵柄と構図にパワーを感じる。スキがないので読んでいて疲れる。(茶畑るり)

       

      ■序盤で読者を引き付ける工夫が必要(萩尾ノブト)

    • E-050

      第一回主人公選手権  23P

      力名一久(リキナカズヒサ)

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.3

      2.9

      2.9

      3.6

      12.8

        

      ■独特なお話が面白かったのですが、途中から話が込み入ってしまってスムーズに読むのが少し難しかった気がしました。(尾関高文)

       

      ■イントロダクションで終わってしまいましたね。(古泉智浩)

       

      ■発想が面白かったですね。もう少し先まで読んでみたい気がしました。ラストが中途な印象です。(鍋島雅治)

       

      ■これも、面白くなりそうな漫画…。
      全体的に読みにくいネームで、入りにくくて残念でした。
      タイプとして、ネームはわかりにくいけど決して下手ではなく、たぶん清書したらあるていど描ける人じゃないですか? だとしたら仕上げて普通の新人賞で勝負した方がいいかもしれないなあと。
      構成なども荒いので、たくさん描いてうまくなってほしいです。(武富健治)

       

      ■テーマは面白い。主人公候補がもっといた方が良かった。(尾上龍太郎)

       

      ■発想がおもしろいが、共感できる人物がいないのでイマイチのめり込めない。テンポとメリハリがあればグッと良くなる。(茶畑るり)

       

      ■色々なキャラが出てきて賑やかだが、まとまりがない(萩尾ノブト)

    • E-051

      香具師  58P

      森石 さなしろ 

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.4

      4.1

      4.1

      3.5

      15

       

       

      ■絵のうまさとストーリーの妙に圧倒されました。おどろおどろしいシーンも多いのですが、素晴らしい描写でどんどん話にのめり込んでしまいました。香具師の世界観もいったい何があるのかとワクワクします。最後の赤ん坊との話の続きがとても気になります!続きを読ませてください!
      (尾関高文)

       

      ■引き込まれました。面白かったです。(古泉智浩)

       

      ■とても魅力のある絵ですね。コマ割り構図の演出も巧みです。ストーリーが少し収まりが悪い気がします。伝奇談ならではの意外性も、もう少し欲しかったですね。(鍋島雅治)

       

      ■やや、少年誌向けなのか、青年誌向けなのかわかりにくい作風だと思いましたが、面白くなりそうな作品です。ボツった作品とのことですが、問題は冒頭の引き込みなのかなと思いました。1P目の伝説の内容が頭に残りにくく、みひらき扉を挟んだ状態では、4Pで「そんな話を」といきなり出されても、「なんだったっけ?」と思ってしまいます。うまくブリッジの演出をして、強く読者の印象につながるようにしつこく描いた方がいいと思います。
      6Pで印象的に出てくる「お前の望みは何だ」も「あれ?そんなセリフどこにでてきたっけ?と読み返してしまいました。香具師の登場シーンの前後にも、伝説を思い出させてくれるモノローグなどが演出上必要かと思います。本当に読者は、思った以上にちゃんと読んでくれないですし、忘れっぽいですので。ここは絶対におぼえていて欲しい、というセリフやシーンはものすごく強く刷りこむ必要があると思います。
      あと、タイトルも我々年寄りやそこそこの歴史好きにはなじみのあり過ぎる言葉ですし、若い人にはなじみがなさすぎる言葉で、誰に強く訴えられるかちょっと怪しい感じがしましたがどうなんでしょう?いけるのかな…。
      誌面で読めるのを楽しみにしています。(武富健治)

       

      ■話は面白かったが、お菊が惚れる義永にあまり魅力を感じられなかったのが残念。 香具師の出で立ちはカッコイイ。(尾上龍太郎)

       

      ■絵柄に色気がある。心の描写に女性の感覚を感じる。最後のギャグ風ひとコマはスキが生まれて息抜きになる。(茶畑るり)

       

      ■香具師がどういう人なのがよくわからない(萩尾ノブト)

    • E-054

      宇宙侵略  32P

      たにやんま

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.3

      3.4

      3.7

      3.5

      13.9

       

       

      ■読後感がとてもほっこりとしてしあわせな気持ちになりました。(尾関高文)

       

      ■愛の本質を教えてもらったような気分です。最高でした。(古泉智浩)

       

      ■何かすごく良くわかるこの感じ好きです。この歳にしてきゅんとしてしまいました。いやぁ恋って素敵ですね。(鍋島雅治)

       

      ■項目別に点を付けると、低めになってしまいましたが、読んだ印象としてはもうちょっと面白かったです。内容やディティールも、青年誌に載せるならブラッシュアップが必要に思いましたが、途中からは少年誌モードで読むことにして、そうしたら特に気にせず楽しむことが出来ました。
      清書するとどのくらい実力があるのかわかりませんが、面白い(読める)漫画を描けるひとであるのはまちがいないので、是非今後もがんばってほしいと思います。(武富健治)

       

      ■カルロスの思考が面白い。百果も可愛い。キスまでもう少し引っ張ってもいいかも。(尾上龍太郎)

       

      ■グッとくる中2感。素直に都合の良い展開でストレートに読みやすい。(茶畑るり)

       

      ■女の子がホームステイの子を好きになる理由がなくて薄く感じた(萩尾ノブト)