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第9回ネーム大賞 1次審査作品講評
Fチーム審査作品

Fチーム・作品講評

全応募作品を対象に1次審査員全員が採点した点数の平均点、 講評コメントを公開致します。
審査員の講評コメントは任意のため全作品にはございません。予めご了承下さい。
※採点の内訳:キャラクター・ストーリー・演出力・オリジナリティを各5点、合計20点満点で評価
※なかむら氏の講評コメントは審査会議用に用意した講評の一部となります。そのため作品について簡素なコメントとなっております。予めご了承ください。

    • F-001

      侍タクシー  36P

      トラ太郎

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      2

      3

      3

      2

      10

       

       

      ■あえて評価するなら構成力。ミスリードのもっていきかたなどにはや安定した力は感じる。画力も安定はしている。が、侍タクシーとするからには、キャラクター立てが違うように思うし、立てたキャラクターの良さを見せ切れていないし弱い。キャラで見せるべきところを、物語としてまとめてしまった感がある。(稲村光信)

    • F-002

      ソライロ  30P

      あやぱん

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      1

      2

      2

      1

      6

       

       

      ■テンプレート的な、よくある物語の雛形をここからどうするか? と考えることが大事なのに、そのままテンプレートをなぞっただけの作品となっている。塗り絵と同じ感覚で出来上がっている漫画作品になってしまっているので、キャラクター、オリジナリティをいかに出していくか、これからの作業が漫画を描くということになるので、がんばってください。(稲村光信)

    • F-003

      よい子わるいこイケナイこ  23P

      祥葉健人(しょうばけんと)

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      1

      1

      1

      3

      6

       

       

      ■なんか深いことを伝えたい雰囲気はあるが、まったく伝わってこない。人物の描き分けが下手なので、まず話が頭にないってこない→登場人物に魅力を感じない→話を理解する気がなくなる、と人に伝えるための最低ラインのことをしていないと、どんどん悪いループに陥っていくので、基本的な「人に読ませる」技術は身に着けるべきかと。(稲村光信)

    • F-004

      クズ社会におきまして  16P

      うづはる

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      4

      3

      4

      14

       

       

      ■商業誌だと、まったく扱わないか、いろいろなエクスギューズをつけてつまらなくなってしまいそうな難しいテーマを、嫌味なく扱っていることに好感がもてました。キャラクター性などに頼る作品ではないので派手さはないですが、掌編作品として、良いたたずまいの作品だと思いました。(稲村光信)

    • F-005

      びょういんにいく  28P

      咲月まどか

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      2

      2

      3

      3

      10

       

       

      ■描きたいものの雰囲気は伝わってくるのだが、人に読ませるため努力が足りない気がしました。もう少し伝えたい、描きたいテーマを出していかないと、日常系にするにも物語が食いたりな過ぎるように思いました。(稲村光信)

    • F-006

      ボクのお姉ちゃんたち  8P

      なかつきほづみ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      2

      1

      2

      2

      7

       

       

      ■この手の作品はラストで「くすっ」とさせるのは、最低限の仕事だと思うが、それも薄く、正直8Pが長く感じてしまった。この設定を活かしたオチを、もう一ひねりしてあれば、もうちょっと評価は変わったかも。(稲村光信)

    • F-007

      SEARCHING  114P

      TINE

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      3.3

      2.6

      3.3

      12.1

       

        

      ■ストーリーがどこに向かうのか方向性が示されないままページ数だけが多く、文字が多くて読むのが途中からめんどくさかった。(佐藤秀峰)

      ■作者さんが本来描きたい話の序章的な位置付けの作品なのでしょうか?本来描きたい話と人物像がこちら側に前提として全く無く…思い入れ等も特にないので、いまひとつピンとこない印象。まずは本題があってからこその序章なのではないでしょうか?(佐藤智美)

      ■主要なキャラ全員がなぞ解き的な長台詞を話すので、文字が多すぎる。主人公だけにすべきだった。(吉田円)

      ■テキストが多く削れるページがあると思うのでスッキリしたい(なかむらみつのり)

      ■本編までの序章と思われる部分が長く、毛色も変わりそうなので、短く構成したほうがよい?(佐藤祐介)

      ■シンデレラをモチーフとした、女版カイジといった趣の作品で、なかなかの力作だと思いました。大筋は魅力的なのですが、主人公が頭を使ってなんとか切り抜けていこうとする都度都度のアイデアが、理屈っぽすぎて読みづらいです。そして、こういうシーンこそ「どうなっていくのか?」と次の展開を期待するし、読者としては作品の、そして著者の力量を見てくるところなので、より大きくマイナスに感じてしまいます。もっと意外性のあるアイデアが入れ込めたら、一気に作品のクオリティもあがることでしょう。絵も水準以上だと思うのですが、描き分けが弱いのでセリフの多い今回のような作品では、読者がついてこないようにも感じました。とはいえ、第二話以降が楽しみな作品です。期待します。(稲村光信)

    • F-008

      ランプの精  8P

      なかつきほづみ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      2

      2

      3

      1

      8

       

       

      ■ラストでちゃんと「くすっ」とさせてくれるので、読後感は悪くはないのですが、『アラジンと魔法のランプ』そのままの展開ですので評価とするとこんな感じに。オリジナルキャラを主人公において、もう少し今よりは大きな世界観の中の1作品として描いてくれるのであれば、もっと違った見方ができるのかな、と思います。(稲村光信)

    • F-009

      猫を鬻ぐ。  6P

      りーるー

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      4

      4

      4

      3

      15

       

       

      ■手練れた作品ですね。それでいて嫌味がない。ちゃんと猫ブームにのっかりながらも、オリジナリティある設定で面白かったし、今後の展開も気になるお話作りでした。ちゃんと「人の成長」がメインになっているところに作品の強みがあるように思います。まず、一回掲載してみましょう、と言いたいところです。(稲村光信)

    • F-010

      金属魔人どぅーるー  36P

      右真左

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      4

      3

      3

      3

      13

       

       

      ■ゴーレムの設定としてはとってもベーシックな作りで、その設定自体には面白みはないのですが、ちゃんとその設定を消化して自分なりの優しいお話にしているのが好感が持てます。核となっている、不良のゴーレムを壊す話が、やや陳腐だったのでもう少し深い話にし、ゴーレムの説明のページを減らした方が全体のバランスがよくなるのではないでしょうか。(稲村光信)

    • F-011

      20mシャトルラン  8P

      なかつきほづみ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      1

      1

      1

      3

      6

       

       

      ■「シャトルラン」にかんして、「あるある」「そうそう」といった共感がなければまったく面白くない作品。描きなれた手癖で、思いつきをササッと描いた感じ。ハマればくすっとなるのだろうが、ぼくには無理でした。(稲村光信)

    • F-012

      姉ちゃんはお姉様  6P

      なかつきほづみ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      2

      2

      1

      2

      7

       

       

      ■描き分けが弱いキャラ作りと吹き出しの無いネームなので、短い作品なのに読みづらく感じてしまった。見せる工夫無しで、アイデアと感覚だけで勝負している方なので、ハマるかハマらないかになってしまいます。なかなかハマれないです。(稲村光信)

    • F-013

      ブラックアウト  30P

      零山まりす

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      2

      2

      2

      2

      8

       

       

      ■浪人中という18歳オーバーの男子を主人公に据えると、悩みの内容や幸・不幸の2元論でものを語ってしまうと無理があるように思う。物語はとてもストレートでやや幼い感覚で作られているので、主人公は小学校6年生、せめて中学3年生くらいの設定で展開させたほうがよかったように思います。(稲村光信)

    • F-014

      長ぐつをはいたカエル  32P

      井上ハヤオキ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.4

      3.9

      3.4

      3.3

      14.1

       

        

      ■同じ作者の作品の中ではストーリーがしっかりしている。泣かせる物語だが、男の子の魅力が描かれていないので、なぜ彼に主人公は執着し続けたのかよくわからなかった。(佐藤秀峰)

      ■難病で死んでしまう事が決まっている男の子と幼馴染の女の子の感動系のストーリー。ラストはやはり切ない結果に終わりますが、その割には読後感が良かったです。良くあるテーマではありますが、作者さん独自の手法&視点できっちりまとめきっているのが好印象でした。(佐藤智美)

      ■主要なキャラ全員がなぞ解き的な長台詞を話すので、文字が多すぎる。主人公だけにすべきだった。(吉田円)

      ■うまくまとめてあり、ほっこりした。(なかむらみつのり)

      ■ファンタージ感とハートフルさがバランスよい。(佐藤祐介)

      ■とっても好きなお話でした。オリジナリティもあり、登場人物も魅力的です。あえて、厳しめにいうのであれば、場面が変わるところの見せ方がわかりづらい印象を持ったのと、「長ぐつをはいたカエル」というタイトルありきの部分も見受けられたことです。小学生未満がのルリちゃんが圭介くんに長ぐつをプレゼント? 絵本の中においても、長ぐつの役割が決して効果的でもなく矛盾も感じてしまいました。もっと詰めて完璧な作品を目指してほしい一作です。期待しております。(稲村光信)

    • F-015

      初夢  5P

      なかつきほづみ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      2

      2

      2

      2

      8

       

       

      ■ワンアイデアで進んだお話に、ちゃんとほっこりするオチがついてキチンと読めました。最低これくらのクオリティのお話を8本くらい揃えて読んでみたいです。(稲村光信)

    • F-016

      死んじゃう予報  20P

      おろさり

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.4

      2.8

      3

      3.2

      12.4

       

       

      ■何がしたかったんだろう?(佐藤秀峰)

      ■少し変わった女の子・エリカにはすごい能力が備わっている。それは死期が迫っていると彼女の脳内に鳴り響く「死んじゃう予報」と呼ばれるもので…。物語のラストが人によって好みが分かれそうですね。というか、個人的にはかなりあっけなく、「え?これで終わり??」という印象でした。(佐藤智美)

      ■ラストがここで終わってしまうのかという印象。もう少し先まで描いた方が読切としてまとまると思う(吉田円)

      ■展開が急でBADエンディングだったのは改良の余地がある気がするが、いい意味の裏切りは印象的。(なかむらみつのり)

      ■惹きつける題材・構成。オチにもうひとのびほしい(佐藤祐介)

      ■展開が意外でちょっと驚きました。キャラクターもよいし、構成力もある方だと思います。ただ、その展開の意外性がもったいない方に出てしまっている気がしました。せっかくのキャラクターが使い捨てになってしまうし、もっと面白くなりそうな展開も想像できるキャラクターだったのでもっと素直な展開でもよかったように思いました。(稲村光信)

    • F-017

      Dangerous Alice  54P

      咲月まどか

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      2

      2

      2

      9

       

       

      ■原作の懐の深さをあらためて感じる作品でした。オマージュ、リスペクト…いろいろ言い方はあるかと思いますが、パロディということになるのかな。これだけの原作に対して、アリスの子孫で暴力娘という設定をぶつけたわりには、物語は何事もなくたんたんと原作をトレースしてしまって無駄に長く感じてしまいました。やるからには自分なりの解釈で、もっと世界観を壊して遊ばないと、良くも悪くも評価の対象にもならなくなってしまうので、今後は後悔ないよう思いっきり遊んだ作品作りをしてほしいと思います。(稲村光信)

    • F-018

      おねえちゃんと暗黒おままごと 他2編  21P

      コジママユコ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.6

      3.1

      3

      3.1

      12.8

       

       

      ■似た傾向の作品群の中で目立った特徴がない。(佐藤秀峰)

      ■日常系…な作品。姉妹の日常を切り取った作品なのですが、とにかく姉妹のやりとりが可愛らしいの一言(笑)いつまでもこんな2人のままでいて欲しい…そんな気持ちになりました。(佐藤智美)

      ■日記のような姉妹の日常が、リアルと理想の微妙なバランスで成り立っていた楽しかった。(吉田円)

      ■かわいらしくキャラが作れてる。(なかむらみつのり)

      ■ほのぼのでき妹キャラに好感が持てる(佐藤祐介)

      ■とても楽しく読ませていただきました。作品全体に自分の「間」があり、それがとっても心地好い。キャラクターをしっかり把握した物語作りをされているので、セリフも無駄なくセンスよく、まさにウィットに富んだ作品となっていると思います。今すぐに連載作品として担当してみたいです。(稲村光信)

    • F-019

      顎砕き乙女 二重すきみ  38P

      いぬくきょ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      4

      3

      4

      4

      15

       

       

      ■強引な設定をうまくまとめきっているのと、悪ふざけ的な笑いも嫌味なく魅せることができていると思います。おかしな設定を見せるための、主人公たちの動機付けができていて、とても説得力がある作品作りです。かなり手練れて良くも悪くも安定感があります。奇をてらわなくても引き込まれてしまうような主人公の作品が見てみたいと思いました。(稲村光信)

    • F-020

      ネコメット  8P

      銛 夕杞

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      4

      3

      3

      3

      13

       

       

      ■素直に面白かったし、雰囲気も好きでした。でも、あっさり軽い笑いに逃げないで、「その先の部分」のところをもう少し苦労して考えてみてもよかったのではないかと思いました。あと一ひねりが欲しかった。(稲村光信)

    • F-021

      朝食  6P

      眼鏡川幸次郎

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      2

      2

      2

      2

      8

       

       

      ■奥さんは、この男のどこに惹かれて結婚したんだろう? 正直、まったく感情移入できない作品だった。ほんわかした新妻の悩みというか、一歩踏み出す可愛らしさのようなものを表現したのかもしれないが、形から入ってもそれらが表現できないのではないか。まずは、主人公たちの関係性や性格を、もっと自分の中で咀嚼してみてほしいと思いました。(稲村光信)

    • F-022

      ニンケン 〜人間になった石鹸〜  8P

      なかつきほづみ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      2

      2

      4

      11

       

       

      ■意外性のある作品で楽しく読めました。が、石鹸という設定であれば、もうひとこえヒネレたような気もします。12Pくらいにふくらませて、石鹸ならではの設定を詰め込んだ作品にしてもよいのではないかと思いました。「泡」「すべる」「きれいになっちゃう」「石鹸と洗剤の違い」などいじりたいネタはすぐに出てくるように思いました。キャラクターももっと立たせられるように思いました。(稲村光信)

    • F-023

      哀しみサイキック  65P

      鳶飛踊/トビトビオドル

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      4

      4

      3

      14

       

       

      ■冒頭数ページの引き込み方など、かなり期待させる魅せ方でわくわくさせられた。自分の世代だと、ドラマ『ナイトヘッド』を彷彿とさせられる物語だが、こういった物語をどう見せたらよいのかわかっての演出と構成で上手いなと思いました。人物の描き分けがまだ未熟で、せっかくの物語がすんなりとは伝わってこなかったのが残念。この先は、見せたい世界観をより効果的に見せるための絵と技術が必要になってくる。(稲村光信)

    • F-024

      彼女が死んだ理由  32P

      真田

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      3

      3

      3

      12

       

       

      ■「屈折した愛、だがそれが愛おしい」そんな感情がキチンと伝わってきました。ただ、ストレートにこの一点にしぼっての展開なので、やや長く感じてしまいました。20Pくらいに絞り込んだほうが読後感がよくなるように感じました。(稲村光信)

    • F-025

      おはようぽんぽこ  13P

      マスグレス

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      2

      2

      2

      9

       

       

      ■よくある小噺的な物語。ゆえに、目新しさはないがそれなりに読めるしオチも安定感がある。童貞主人公の必至さに、もう少し説得力をもたせたほうがよいように思いました。(稲村光信)

    • F-026

      正義のみたた志垣くん  31P

      西郷番茶/サイゴウバンチャ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      2

      2

      2

      2

      8

       

       

      ■物語の展開や人物の動きに動機が無さすぎるように思います。なぜ転校生の女子は、モテモテだけど弱虫の男を気にかけるのか。Seigiマークって何? 自分の彼女でもない女子の失恋で人を殺そうとする? 正義のみたたの由来は? 著者自身のなかにはあるのかもしれないが、まったく読者には理解できない上っ面のお話になってしまっているように思います。(稲村光信)

    • F-027

      ピエロハンター  40P

      R中(仮)/アルチューカッコカリ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      2

      4

      4

      13

       

       

      ■ぶっ壊れた作品のようだが、ピエロという人間が本質的に恐怖を感じてしまうキャラクターだったり、相方が猫であったりと割と気になる設定になっている。ちゃんと見せなければならないシーンや、表現の難しい絵もシンプルなこの路線の絵柄で意外と見せている。長尾謙一郎さん的な作品が好きな方には受け入れられそう。(稲村光信)

    • F-028

      classical cafe/クラシカルカフェ  74P

      平川 あやと

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      3

      3

      3

      12

       

       

      ■登場人物の背景の見せ方が軽すぎて、読者として感情移入しづらく感じました。ピアノを続ける理由も、ブレンドコーヒーを入れる理由も、深刻な表情とは裏腹に、お嬢様のわがまま程度にしか聞こえなかったり、僕頑張ってますと自己申告の言葉だけだったりするので薄っぺらく思えてしまいます。その割にページ数はあるので長く感じてしまいました。もう少し短めに詰めていくことで印象も変わってきます。セリカへ出した最初の一杯目のブレンドには思い入れがあったのか。セリカの心の状況まで考えて出されたようなその味は…珈琲の味で勝負するのかと思ったら、カウンセラー的な役割になっしまうのもチープに感じてしまった。ミナセがおしゃべりで解決し過ぎなのかもしれませんね。珈琲で語るくらいのほうがよかったように思います。(稲村光信)

    • F-029

      Air-soft/エアソフト  50P

      トラ太郎

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      3

      4

      4

      14

       

       

      ■個人的にはサバゲーは好きなので、興味をもって読むことができましたし、描きたいシーンを自由に描ききる技量もあり上手な作品だな、と思いました。マニアックになるのも悪くはないとも思っているのですが、興味のない方々にも面白いと思って読んでもたうには、物語の方向性やキャラクターの掘り下げ方がズレテいるように感じました。本物と戦争とゲームを同じ道筋のなかで語るのは、近いようで大きな差があるのではないでしょうか。ゲームはルールがあるからこそ面白く成立するものです。そのルールを提示しないまま、本物の戦争と同じ流れで物語を進行させているので、登場人物たちの行動に説得力がなく思います。これであれば、荒唐無稽でもただのバトルもののほうが、その作品の世界観のなかでのルールにのっとって、戦いの面白さだけを追求するので面白くなるのは必然です。そして、まずは登場人物を好きになってもらえるように、主人公なり、その仲間なりの人となりを知ってもらうよいうな展開で話を進めたほうが、今作に関してはベターではないかと思います。。(稲村光信)

    • F-030

      嵐を呼ぶドSのエクソシスト  16P

      モブ昆布

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      4

      3

      4

      4

      15

       

       

      ■面白く読ませていただきました。言葉のセンスがいいなと思います。ご自分の作ったキャラクターをちゃんと把握できていているので、笑いのテンポもよく物語の進行も無駄なくスムーズで気持ちよくサクサク読めます。「ドS」の設定だけが後付けというか、出来上がったキャラをみて付けたように思えてしまいました。タイトルに出すほど「ドS」設定が活かされていないというか。シニカルなキャラとして、これくらいであれば別に「ドs」としなくてもよいのかな、と感じました。(稲村光信)

    • F-031

      沈む太陽のオブジェ  40P

      彩太

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      4

      2

      4

      13

       

       

      ■ストーリーの骨子はとても上手いと思いました。こんな小説のプロットがあってもおかしくはないなと感じます。ただ、登場人物のリアクションがことごとく古いというかダサいので本当にもったいないと思います。ラストの描き過ぎ感というか蛇足な感じももったいない。正統派の話作りとして骨子がよいだけに、演出が致命的に古いのが惜しまれます。(稲村光信)

    • F-032

      コーリング  28P

      R-U

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      3

      2

      4

      12

       

       

      ■「描くほう」を描くのか、「描かれるほう」を描くのか。両方を描いてしまって失敗してしまっているように思います。もっと不思議な話、奇妙な話として雰囲気をつくるのだったら、「描かれるほう」の話は、この回では語るべきではなかったように思います。中途半端だし、世界観が薄っぺらくなってしまってもったいないです。どちらのキャラクターの掘り下げも中途半端になってしまっている。何を見せるべきかを、もう一段深く考えことが必要に思います。(稲村光信)

    • F-033

      熟年離婚?  11P

      安藤幸成

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      2

      2

      2

      2

      8

       

       

      ■テーマはわかるのだが、漫画作品として世に出すからにはストーリーなり演出なりキャラクターなり、何か見るべきものを作って作品としてほしい。まずは目をひくポイント、他との差異、自分らしさを考えてみてほしい。(稲村光信)

    • F-034

      プラカット  43P

      グミまろ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      2

      3

      3

      4

      12

       

       

      ■自分なりのSF的世界観をつくろうとしたことは評価するが、そのつくったお話をひねりなくネームのしてしまっているように感じました。せっかくつくった世界観を面白く見せる、見やすく見せる工夫が足りないように思います。当然、お話を絵に落とし込む「作業」になってしまっているので、演者であるキャラクターたちが動いておらず話に引き込まれなくて残念。(稲村光信)

    • F-035

      池の女神とモジャメガネ  8P

      紀里谷政彦

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      4

      3

      3

      4

      14

       

       

      ■面白かったです。作品の性質を理解したページ数で、セリフのテンポもよく適度なお色気で嫌な気をしない作品作りです。「つづく」にちょっと驚きでしたが、それもギャグのうちなのか。本当にあるんだったらもう少しだけ見てみたい気もします。『ドラゴ○ボールゴルフ』漫画もスピンオフで出来ちゃいそうですし。(稲村光信)

    • F-036

      Last blue bird  36P

      岩﨑隼

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      2.9

      2.9

      3.3

      3

      12.1

       

       

      ■思わせぶりな描写が多いが、本筋が見えてこなかった。(佐藤秀峰)

      ■少女漫画的SF…な作品。1970年代の少女漫画を彷彿とさせるような雰囲気のSFが魅力。おそらく主人公の男性はクローン人間か何かなのかもしれませんが、全体的に「何と無く雰囲気が良いカンジ」なだけで話の核心や読者に伝えたいテーマなどが見えずぼやけてしまっていた気がしました。(佐藤智美)

      ■オチに照準をあてた構成になっているように感じるが、そこまでの流れにもう少し起伏があると良かった。(吉田円)

      ■絵のうまさで読ます力がある。(なかむらみつのり)

      ■SFを等身大のドラマで素敵に描いている。(佐藤祐介)

      ■味わい深く、コマの構図も面白く格好よく、正しく正統派のSF短編小説を読んだ気分でした。個人的にはかなり好きです。ただ、味わいというか雰囲気というか、空気感を優先しすぎてややかったるくも感じてしまいました。言葉だけではなく、作品の世界観をもう少しと、主人公の犯した(とされる)罪、その賛否、賛同する者しない者を漫画として描いてもよかったのではないでしょうか。ページ数の決まった賞ではないですし。(稲村光信)

    • F-037

      泳げ!!半魚人先生  16P

      あるとん

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      3

      2

      3

      11

       

       

      ■オチがもうひとつ…半漁人が学校の先生で、それも水泳の授業のみ、とここまで設定で自分のハードルを高くしたら、余程ストーリーや展開、なかでもオチは強烈なものでないと成立しないと思います。まずは、半漁人の先生を読者が気になって、さらに好きになってもらうような展開を意識したほうがよかったかと思います。(稲村光信)

    • F-038

      漫画家志望、株を買う。  30P

      び〜だまc

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      2

      3

      2

      2

      9

       

       

      ■株というネタは、その性質上ドキドキハラハラの要素はあり、分析・ウンチクの面白さはある。それは作中でも語られており、その通りだと思う。だが、いまどきそれをそのままセリフとして出して、上手いことまとめたつもりでも、漫画としてはあざとさばかりが目立ってしまい正直、いやらしくて面白みを感じない。だが、不思議なことにこういう描き方も、ルポものとして1年間がんばってみた記録をコミック化していくことで価値はでる。本作は今回のように格好つけてまとめないで、泥臭くとも株をやり続けた記録をコミックエッセイとしてまとめれば可能性は出てくるのではないか。それこそデジタル時代で、誰もが発表する機会を持ち、評価を受けるのも楽になってきているのだから。結局は、あきらめないで愚直に続ける忍耐力にも意味はあるのではないかと思う次第です。(稲村光信)

    • F-039

      ヒトとヒーローのあいだ  42P

      荒木峻文

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      3

      2

      3

      11

       

       

      ■「ヒーローもの」はネタとしては好きな部類なのですが、どうにも入っていけなかった。完全に見せ方で損してます。ヒーローと怪人に理屈はいらないが、だからこそこの手の作品は冒頭から読者を引き込まなければならない。造形などは作りこんだ労力は見えるが、いかんせん何がなんだかわからないまま、だらだらとページは過ぎ、肝心の格闘シーンも動きの流れがわかりづらくてどんな戦いをしているのかがわからない。格闘シーンでこれはマズイ。考えずとも凄さ、格好良さが伝わらなければ意味がないと思います。動きの流れを意識したコマ割りと構図をもう一考すると格段に変わるのではないかと思います。(稲村光信)

    • F-040

      六弦琴牧牧  35P

      ラディカル・ラクダ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      2

      2

      1

      3

      8

       

       

      ■妖怪もの…になるのかな? ジャンルにとらわれる必要はないが、いろいろごっちゃになっているので読みづらい。そもそも、この作品はどんな作品だと伝えづらい原因は、誰が主人公で何をしたいのかが分からないから。親子の情がテーマだったら、こんなまどろっこしい展開はいらない。見せたいものがはっきりしていなから、そこには当然演出もない。ゆえに面白いとは言えない作品となってしまっている。画力の面でも描きたいものを描き切れていないように思います。(稲村光信)

    • F-041

      人魚の島  29P

      山野 木世美

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      2.8

      3.5

      3.3

      3.3

      12.9

       

       

      ■漫画で表現より映像向きかも。小噺としては面白かった。(佐藤秀峰)

      ■●RECの表現は新鮮でした、良いですね。(関谷武裕)

      ■八百比丘尼系の人魚伝説をモチーフにホラー映画「ブレア・ウィッチ〜」や「REC」などの主観撮影的な画面でコマを構成しているのが興味深いです。ただ肝心の撮影者の露出が前半の数コマしかないので、後半出てきても「え…誰?」としか思えずかなり唐突。もう少しわかりやすい方がいい気がしました。(佐藤智美)

      ■オチのオチも用意されていて盛り上がりも出来ていた。教授がなぜ高橋を救ったのかは気になる。(吉田円)

      ■ドキュメント手法で面白い、オチもホラーでよかった。(なかむらみつのり)

      ■前半部の構成は向上の余地を感じるが、オチが明快で読みやすい。(佐藤祐介)

      ■個人的にも、人魚を扱った作品は大好きなのですが、それに映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」や「クローバーフィールド」のような、ハンディカメラを使用したモキュメンタリー作品のよう仕上げた手法は見事だと思います。素直にストーリーが面白かったです。教授と高橋くんの関係の伏線が、気づかれない程度にちりばめられていたりすると、読後にもっと「すげ~」ってなるように思いました。(稲村光信)

    • F-042

      かみをきるだけのかんたんなおしごと  20P

      風呂と氷

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      2

      2

      2

      10

       

       

      ■「神・髪・紙」、「ニーチェ」「マリリン・マンソン」、ダジャレとオシャレ…キーワードばかりで、本質が抜けているように感じます。自分らしさを探して、結局流行りものの(ややサブかる寄りの)寄せ集めにしかなっていないような。何を目的にしているのか、また相手が何者でどの程度のものなのか(名前だけが神というだけで強くもない?)すっぽり抜けているので、ページをめくる手が進まない。随所に出てくる「決め」のシーンが浮いてしまい、ダサくみえてしまうのも残念。(稲村光信)

    • F-043

      もうひとりの  22P

      みんと

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      2

      2

      3

      2

      9

       

       

      ■「王子とこじき」のような物語の展開となるのかと思いきや、そのまま死んだ双子の兄の霊というお話でした。物語として、正直薄っぺらく感じてしまいました。登場する人物もみなステレオタイプで魅力に乏しいように思います。(稲村光信)

    • F-044

      初体験  9P

      ぶるぅのーと

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      2

      2

      2

      10

       

       

      ■「メイド」と「冥途」のよくあるダジャレ一発ネタです。ラストをもっとダークにするか、Hなものにするかして、オリジナリティを出す努力はしてほしい。(稲村光信)

    • F-045

      ククリヒメ  52P

      河内愛里

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.3

      3.3

      2.9

      3.4

      12.9

       

       

      ■ギターは必要あったのだろうか?人間関係を理解するのに読むエネルギーを使ってしまい、物語が頭に入ってこなかった。(佐藤秀峰)

      ■4分間だけ死者を蘇らせる事ができる「ククリヒメ」と呼ばれる少女の物語。まず人物設定が独創的な所に目を惹かれました。設定が凝っている分、話の方が時々ざっくりとしてしまう部分があり「え?どうしてこうなったの??」と戸惑う箇所が見受けられたのが少し残念でした。(佐藤智美)

      ■エレキギターを使って死者を蘇らせるという設定が面白かった。(吉田円)

      ■まとまりがあり面白い、もう少しククル作業に設定が欲しい。(なかむらみつのり)

      ■事件の真相に迫るという緊張感がほしい。(佐藤祐介)

      ■とてもバランスのよい作品だと思います。ストーリーもキャラクターも画力も及第点。ククリヒメのキャラにちょいちょい強引さと揺らぎがみえかくれするのと、設定の説明がやや不足しているので、その影響で場面が変わるところで話がわからなくなってしまうところが出てしまっているように思います。P12の足の組み換えは逆?妙に気になってしまいました。(稲村光信)

    • F-046

      稼ぐオンナと尽くすオトコ  8P

      ぴのこ堂

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      3

      3

      3

      12

       

      ■女性ファッション誌のエッセイにありそうなネタではあるが、描き手の視点やセンスが現れるので、興味深く読めました。ただ、漫画としてはやや食い足りない。もうひと山エピソードが欲しいなと感じました。なぜ今の彼氏と付き合っているのかなどなど、この作家さんの視点と切り口でもっと見せてくれれば、評価はもっとあがったように思います。(稲村光信)

    • F-047

      永遠に  42P

      桜崎隆太

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      5

      4

      4

      16

       

       

      ■個人的には面白かったです。何が起こるんだ? と思わせる出だしから事の真相が解き明かされていく過程はミステリのよう。一貫して「愛」のために行動しているところも、物語が分かりやすくまとまって読みやすくなった要因。でも、話の調子が一本調子なのでページ数は30ページ前半くらいまでしぼった方がよいと思います。この一本調子のせいで、この雰囲気の好き嫌いが露骨反映されそうな作品となってしまっているかも。(稲村光信)

    • F-048

      うじうじ実習生と車椅子  41P

      オッドアイ・パイレーツ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      2

      3

      2

      3

      10

       

      ■自分の体験も盛り込み、一番身近な題材でのストーリーだと思うので、それなりに「熱さ」は伝わってくるのだが、人に読ませる面白さに欠けているように思います。同様の夢を持っている者たちに向けてのメッセージと共感を求める話作りなので、閉鎖的な感覚を受けてしまいました。それゆえ、キャラクターに感情移入できなかったのと、演出も偏っているように感じてしまいました。(稲村光信)

    • F-049

      オバケの幽姫ちゃん  22P

      颯騎

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.3

      3.2

      3.2

      3.1

      12.8

       

       

      ■もう少し続きを見たかった。面白くなりそうな気もするけど、今のままだと判断しにくい。(佐藤秀峰)

      ■もしも引越しをした先に幽霊がいたら…。最初は驚き戸惑いつつも、引越し先の家に憑いた女の子の霊を我が子のように可愛がるようになる老夫婦の姿が面白い作品だと思いました。幽霊よりも老夫婦の方がかなりキャラが濃い作品です(笑)。(佐藤智美)

      ■幽霊と一緒に住むことになった老夫婦というだけでは弱い。もう少しキャラ設定を生かせるといいのでは?(吉田円)

      ■ホラーギャグとしての設定が面白い。(なかむらみつのり)

      ■熟年夫婦と女幽霊のマッチングがおもしろく感じた。(佐藤祐介)

      ■独特の風合いのある作品でまとまりもよかったと思います。ただ、漫画としては、やや物足りない感じがしました。引っかかりなくストーリーが進んでしまうので、何かひと山、事件を盛り込んだほうがよいかと思います。わが娘のような存在となった、幽姫ちゃんのキャラの将来性は感じましたので、大事に育ててみても面白いかも。(稲村光信)

    • F-050

      北海道ぶらりバイク一人旅 15P

      大窪 劍蒔

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      4

      3

      4

      14

       

      ■自分だけの体験は強いですよね。キャラクターだ物語だ構成だ、そんな技術的なことを超えたところで、見てみたい聞いてみたいという話があるので。「バイカーあるある」作品は結構あるので、どこで差異を出していくかが今後必要にはなってくると思います。まとまり良く、バイク雑誌で掲載されてていてもおかしくなさそうだが、圧倒的に心に残るものにはなりにくいかも。友達に酒の席で話を聞くには抜群、でも商業誌などで万人に人気を得るには難しそう。(稲村光信)

    • F-051

      ジェネシス 29P

      松任あしゆ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      3.6

      3.1

      3.3

      12.9

       

       

      ■キリストの話。壮大な話のはずだが、スケール感がない。(佐藤秀峰)

      ■キリスト誕生秘話…的な作品。話の構成がしっかりしていて上手くまとまっており、「なるほど」…というのが率直な感想。ただこの作品を読んで「得られるモノ」や「感情が動くような事」等が少ないのが勿体無い所だと思います。(佐藤智美)

      ■導入からオチまでの流れがしっかりできていたが、話を進めることを優先し過ぎているようにも感じた。(吉田円)

      ■後半の盛り上がりがよく、最後も面白い。(なかむらみつのり)

      ■読みやすいが印象に残りづらい。さらなるインパクトがほしい。(佐藤祐介)

      ■個人的に大好きな「タイムマシン」もの。古くからある王道の題材を、どうやって料理するか作家の腕の見せ所です。本作ですが、物語のアイデアや、そしてラストの一コマはとても良かったと思います。わりとコンパクトにまとめてらっしゃるのですが、この題材だったら、逆にもう少しボリュームアップしてでも、設定や世界観、そして魅せるための映画的な演出も入れ込んでみてもよかったのでは。SFは細部にこだわった方が物語に厚みが出てくると思います。それと、主人公もう少し能動的に動くと、話のテンポが上がってより読みやすい作品になるのではないでしょうか。(稲村光信)

    • F-052

      リーク 48P

      烏野博史

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      3

      2

      3

      11

       

      ■社会派的テーマの力作ではあるのですが、きちんと取材した同様の内容のノンフィクションにはかなわない。だからこそ、漫画としてフィクションとして、主義主張の部分、伝えたい部分をより「物語」として詰めていかなければならないと思います。そういう意味では、題材としては通り一辺倒のよくある話となっているので、多くの資料本などから様々な視点を学んでみてはいかがでしょうか。この作品だけではなく、きっと役に立つものになると思います。(稲村光信)

    • F-053

      フライパンとフライ返し 8P

      なかつきほづみ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      4

      2

      4

      13

       

       

      ■「盾と矛」的な話になっていくかと思いきや、まさかの流れで、「フライパンとフライ返し」を思わず応援したくなりました。もっと、途中に苦難っぽくない苦難があって二人(?)の結束がよくなるくらいの展開があってもいいのかな、とは思いました。(稲村光信)

    • F-054

      そして神になる 63P

      サクラダクロスキ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      4

      3

      3

      13

       

      ■漫画として落ち着いて読める技術のある方なので、このボリュームで難しいテーマも読み切れました。「信仰」「宗教」といったテーマだからこそ、引っかかるところも大きく、考えさせられることも多い。本作は、新興宗教を単純な悪としておらず「信仰」について肯定した作品として成り立たせているのはスゴイと思う。1話として読むと長くは感じるが、要所要所でもっと深くなるテーマも顔を出しているので、3話くらいに分けて適正分量でテーマを深堀した形で作り直してみるのも面白いと思いました。(稲村光信)

    • F-055

      君が好き 73P

      山口タカシ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3.8

      3.8

      3.8

      3.5

      14.8

       

       

      ■「不良=悪」というステレオタイプなイメージが共感しにくい。「悪いやつは悪いやつだから悪い」としてしまうと、それに立ち向かう主人公たちにも共感しにくい。(佐藤秀峰)

      ■ストーリーが面白い。エピソードを通じて数多くのキャラクターのことが上手く描かれているのもいい。コマ割りや構図も◎(関谷武裕)

      ■もしもある日手榴弾を手に入れたら…。「ある一人の女の子が好き」な事が共通点という…数奇な男達の物語。段々良くない状況になっていく様子や心理状況を上手く描いていると思います。ただ欲をいえば、どうしてその女の子がそれほど人気なのかが…読者に少しでもわかるといいのかもしれません。(佐藤智美)

      ■3人のキャラがもう少ししっかり描けていると、展開やリアクションに説得力が出るように思います。(吉田円)

      ■主人公が狂気に巻き込まれていくさまがよく描かれてる、読んでて怖くなったほどリアル。(なかむらみつのり)

      ■男女3人の仲間意識が、敵の暗黒さとの対比でまぶしく見えた。(佐藤祐介)

      ■かなり面白かったです。見せたいシーン、構図などが明確にイメージできているので、要所ごとに「決め」があるので物語がしまる。激情にはしってしまう感情の流れも違和感なく伝わってきてページをめくる手が止まらない。羽生、おどり、半竹のバックボーンが見えるともっともっと面白く、そしてストーリーに厚みが出てくると思う。それが読んでみたい!(稲村光信)

    • F-056

      雪女の聖夜 8P

      春夏ハルカ

      キャラクター

      ストーリー

      演出力

      オリジナリティ

      合計点

      3

      2

      2

      4

      11

       

      ■絵柄やコマの構図など水準以上のものをもっている方で、雰囲気はあるのですが、無声映画のようにセリフなしでストーリーを見せるのであれば、もっとわかりやすい構成をしないと、正直、お話がイマイチ分かりづらかったです。もしくは、「雪女」の原点の物語のパロディにして、説明なしに読者に伝わるものにしていくとか。(稲村光信)