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2017/10/23

第9回ネーム大賞 1次審査会議レポート!

 

みなさま、こんにちは。

第9回ネーム大賞」1次審査会議の様子をご報告いたします。

 

審査方法・スケジュールはこちら

 

 

 
詳細は下記の通り。

「第9回ネーム大賞 1次審査会議」

 

  • 場所:佐藤漫画製作所
  • 日時:2017年9月10日(日) 14:00~17:00
  • 参加審査員:佐藤秀峰、佐藤智美、田中誠、萩尾ノブト、ピョコタン、吉田貴司  審査員ページはこちら
  • 会議内容:全応募作341作品中、1次審査前半を通過した60作品について審査を行ない、2次審査に進む30作品を選定します。
    各審査員には事前に「1次審査途中経過60作品・個別審査集計表」「1次審査途中経過60作品・個別審査採点表」「会議に参加できなかった審査員の選評コメントをまとめた資料」が配布されました。


各審査員の◯の数、採点表を公開しているページはこちら

 

※会議中、審査作品に対して「外す、残す」という表現がございますが、審査上必要な表現となりますのでお気を悪くなさらないで下さい。

 

 

以下より、第9回ネーム大賞「1次審査会議」内容の書き起こしテキストとなります。



佐藤秀峰(以下 佐藤):それでは、審査会議をはじめます。まず、本日参加してくださった審査員それぞれのイチオシの作品を伺っていきましょうか。イチオシと言うか、ぜひ2次審査に残したいと考えている作品を挙げてください。

 

 


佐藤:では、僕からいきますね。ぜひ2次審査の残したいのは以下の作品です。A-005「宇宙を向いて歩こう」、A-029「MOON SHINER 第1話」、D-012「傍観者たち」、D-023「陰陽師の情熱的な日々」、D-043「真白い背中」です。個人的には「真白い背中」が一番おもしろかったですね。セリフが多くてちょっと読みにくかったりもするんですけども、江戸時代の火消し事情とか刺青、彫り師のこととか、文献を調べて丁寧に描いたんだろうなという感じがして脳内で考えてそのまま描いたような作品が多い中で調べて描いてて、かつ読んで得した気分になるのでよかったです。それでは、次は智美さんのイチオシを聞きましょうか。

 

佐藤智美(以下 智美):イチオシがない場合はどうしましょう。
佐藤:抜きん出て良かった物は無かったということですか?
智美:なかったですね。もちろん良い作品はたくさんありましたが、これだと思うものは各審査員の◯の数、採点表を見るとほぼ上位にいるので、私があえて推さなくてもいいかなと。逆にこれはちょっと通したくないっていうのはありますね。
佐藤:実は僕も、だいたいみんなが選んでて、でも残したくない作品というのはいくつかあります。そちらは後で改めて聞きますので今はイチオシがあれば聞かせてください。


佐藤:田中誠さんのオススメをおねがいします。
田中誠(以下 田中):点数で言うと、B-031「棋士と花魁」、C-030「ヒューストン」、C-038「あの夏の大王さま」、C-047「妻、小学生になる。」、D-018「数学はそこにいる」です。


佐藤:ピョコタンさんどうですか?
ピョコ:僕はもう点数がすべてなんですけど、D-017「跳び出せ! 武道ガールズ」と、C-016「DEEP FOREST」です。この2本推しです。
田中:「DEEP FOREST」はなかむらさんも推してますね。
ピョコ:D-043「真白い背中」も最高点で推しですけど、これは秀峰さんも推しなんで大丈夫です。


佐藤:吉田貴司さんはどうですか?
吉田:僕は、激推し8作品。B-012「子子子子」、B-047「ぼくの1学期」、C-038「あの夏の大王さま」、D-012「傍観者たち」、一番の推しがこれですD-023「陰陽師の情熱的な日々」、D-030「始まりの契約者」、E-038「チッキとピピ」、F-055「君が好き」です。声を出して笑ったのは「陰陽師の情熱的な日々」です。読後のストレートな気持ちで審査しました。


佐藤:最後に、萩尾さんのイチオシをお願いします。
萩尾:僕は得点とは関係なく、F-016「死んじゃう予報」、F-018「おねえちゃんと暗黒おままごと 他2編」ですね。僕はこの2つが結構おもしろいと思いました。「死んじゃう予報」はオチはよくないんですが、アイデアとしてはおもしろいと思いました。自分の得点では多い方ではなんですが「おねえちゃんと暗黒おままごと 他2編」は気楽に読めてよかったなと思いました。キャラクターがかわいらしいし。もう少し煮詰めるとよくなると思いました。あとはだいたい当落線上には入っているので、大丈夫ですかね。

 

 


佐藤:わかりました。これで皆さんのイチオシが出揃いました。全部メモを取ってありますので誰のイチオシにも入らず◯の数も少ない作品を上から順に外してってもいいですかね。
本日いらっしゃっていない審査員の方々のイチオシ作品や最高得点作品も資料にまとめてそちらもメモに加えてあります。では上から確認していきますね。A-007「クッキング・コク太郎」を候補から外しましょうか。いいですか?


萩尾:あー、ちょっと惜しいですね。
佐藤:言われると確かに惜しいですねー。
萩尾:言われると惜しいなー。今から推しましょうかね僕。
吉田:言われると惜しいなー。
萩尾:ちょっと待ってください「クッキング・コク太郎」ちょっと待ってください。オチがおもしろかったと思うんですけどね。オチってわけじゃないんですけど、普通に負けて終わったのが面白かったみたいな。料理勝負で、でも、まあいいや。
ピョコ:ギャグはほんと難しいですよね。
田中:最初読み方わからなくって、1P目で「料理勝負だ」って言ってるのに、2-3Pの見開きがじゃんけん(勝負)してるってどういうマンガなんだっていう。
萩尾:先後攻はじゃんけんで決めないといけないらしいです。ちょっとエッチな絵もあったりでなかなかユニークな気がするんですけど…。


佐藤:龍征君は中学生の時からずーっとネーム大賞応募してくれてて、諦めずにマンガを描いてくれてて、だからレギュラーに使ってあげたいみたいな監督的な気持ちがあるんだけど。けど、それはよくないんで候補からは外しますね。異論はないですかね?

 

 


佐藤:審査員の合計得点から考慮して、A-015「童貞婿とコンニャク」も候補からは外してもいいですかね。 続けていきますね、異論がある場合は言ってくださいね。

A-017「Won't makeチンタマ great again」も外してもいいですかね。

A-037「有限会社ヌード派遣」も外してもいいですかね。

A-054「君の瞳に恋しちゃう?」も外してもいいですかね。

B-028「境界線に立つ花」も外してもいいですかね。

B-045「まーひーたいむ」も外してもいいですかね。僕も◯をつけておもしろかったんですけど。

B-055「On Stage〜ライブで失敗しないたったひとつの冴えたやりかた〜」も外してもいいですかね。

C-016「DEEP FOREST」はイチオシがあるんで、残します。

C-020「先生飯漫画やりませんか」なんですけど…。

吉田:吉田円さん高得点みたいですけど。


田中:編集者が◯をつけたくなるのが、これ連載の形でいけるんじゃない? っていう作品を◯したくなる。作中に出てくる編集者が女の子のキャラクターは好きですよ。いそうだなっと思って。
佐藤:作家は◯をつけてないですが、編集者さんは全員◯をつけてますね。
田中:作家が◯をつけてないのは何か理由があるんですか?
佐藤:寿司屋の作法がお店の職人さんからして無茶苦茶なんですよね。そこはしっかりできていないといけない漫画なのに。寿司屋のカウンター食べるって2万円でできるじゃないですか。2万は高いけど払えないお金じゃない。取材やっていないのが丸わかりっていうか、プロはそのくらいやってますからね。やらずに業界パロディを描く感じが作家からすると評価しにくいと言うか。

 

田中:リアリティのなさが、取材力のなさが…。
智美:外すでいいですかね?
佐藤:一生懸命描いたものを一瞬で評価してしまうのは申し訳ない気もするんですけど…。

 

 

佐藤:C-041「正義の多数決」はどうでしょうか。萩尾さんが◯をつけてますね。
萩尾:僕も面白いかとおもったんですが、大丈夫です。
佐藤:じゃあ、外してもいいですかね。

佐藤:C-048「でりにん!」は田中さんだけが◯ですが、どうでしょうか。
田中:キャラクターが好きだった、結構残虐で…、じゃいいです。
佐藤:印象には残ってますねー、じゃあ、外してもいいですかね。


佐藤:C-053「蝶と桜」はどうでしょうか。特に推しがないようなので外してもいいですかね。


佐藤:C-055「死兆華」◯が4つですが、特に推しはないですか? いいですか?
智美:最後がちょっと…。
萩尾:ああ、よくわかんなかったですね。
田中:超巨大な花が出てきたってことは大惨事じゃないですか、予感で終わったっていう。
佐藤:ねぇ何が起こるんだろうね、このあと。候補からは外しちゃいますけどいいですか。


佐藤:その次は、D-016「ガミガミさん」4つですね、どうですか。
吉田&ピョコ:大丈夫です。
佐藤:外してもいいですかね。


佐藤:E-018「いとしの少女戦士(仮題)」は◯2つです。どうでしょうか。僕と智美さんが◯をつけています。が、推し作品ではないようなのでこれも外してもいいですか。


佐藤:E-028「ペチカとモロニー」これは田中さんだけが◯をつけていますが。
田中:絵的なところで女の子が色っぽいなーと思って。が、◯が少ないのでいいです。
佐藤:これも外してもいいですか。


佐藤:E-039「インナーワールド」はどうでしょうか。これも田中さんだけが◯をつけていますね。
智美:すべてが優しい作品ですよね。出てくる人がみんな優しい。
佐藤:全員同じ人に見えてわかんなかった。
ピョコ:そうですよね、どっちかがメガネかければいいのに。
田中:僕が世界を見てなかったんだっていうのは好きだな。
萩尾:はいはい、気づきが。
佐藤:残しますか?
田中:いや、大丈夫です。
佐藤:外してもいいですかね。


佐藤:E-041「猿が二人で」はどうでしょうか。
智美:宇宙船のやつですよね。
佐藤:普通に彼女に思いをもう一回伝えに行く話だと思ってた。
萩尾:おかしなことにはなってはいますね、大丈夫です。
佐藤:外してもいいですね。


佐藤:E-048「兎の眼」はどうですか。ヒモの彼氏にうんざりしてる女性の話。
萩尾:これも僕が…、大丈夫です。
佐藤:外してもいいですか。


佐藤:F-007「SEARCHING」はイチオシが入ってる。
萩尾:いや…、大丈夫です。
佐藤:外してもいいですかね。
萩尾:僕の道楽では推せないと思いました。


佐藤:F-036「Last blue bird」はどうでしょうか。
萩尾:コマ割りがしっかりしてるなぁと思いました。プロっぽいコマ割りの仕方だなぁと。話はわかりにくかったですが。
佐藤:僕も、巨匠が描いたやつかと思ってました。じゃあ、これも外す方向でいいですか。
田中:見せるものがやっぱあったなと、わかりにくさも魅力かと思いました。
萩尾:とりあえず慌てて外さずに。
佐藤:わかりました。とりあえず保留にしておきますか。


佐藤:F-041「人魚の島」はどうでしょうか。
智美:これも残そうかすごい迷ったんですが。少しわかりにくい部分があったなと思いました。
佐藤:では、一応残しといて…。


佐藤:F-045「ククリヒメ」はどうでしょうか。
萩尾:キャラクターができているのがいいなと思いました。
佐藤:推しの方がいないようなので、外しますね。


ピョコ:トラ太郎さんの作品の中は多く残っていますが、A-030「ジーングラディエイター」とD-001「GTH」は外す方向でいいんじゃないでしょうか。同じく、井上ハヤオキさんの作品の中では、B-024「らいおん亭のコウタ」とあとE-014「黒狛のムーン」をしましょう。
智美:わたし的には「黒狛のムーン」が一番好きでした。
佐藤:じゃあ、多数決にしますか。

田中:僕はハヤオキさんで言うとね。F-014長ぐつをはいたカエル」が一番好きでした。
萩尾&佐藤:僕もそうでしたね。

 

佐藤:じゃあ「らいおん亭のコウタ」「黒狛のムーン」は外してもいいですかね。
ハヤオキさんの作品はどれもクオリティが高いんですけど、おしゃれな絵柄でいい話を描けば、ある程度読めてしまうんですよね。読める作品が素晴らしい作品なのかと言えばちょっと違うと言うか、テクニックで読まされてしまっているんですよ。「長ぐつをはいたカエル」は初期の頃に描いた作品なのかなぁって。まだ初期衝動が残っている感じがしました。トラ太郎さんはもうちょっと違うけど、似たものを感じます。2次審査候補30作品から外したのがこれで25個ですね。ということは残っているのは35作品ですか。
これで一通り意見は聞けましたかね。残っている作品を一旦整理しましょうか。



A-002    シトラス・エイジ
A-005    宇宙を向いて歩こう
A-029    MOON SHINER 第1話
A-053    ホンネ
B-012    子子子子
B-031    棋士と花魁
B-034    ガーターベルトを脱がさないで!
B-043    チャンピオン
B-047    ぼくの1学期
B-049    おねがい神様
C-016    DEEP FOREST
C-019    タロとばーちゃん
C-030    ヒューストン
C-038    あの夏の大王さま
C-047    妻、小学生になる。
D-012    傍観者たち
D-017    跳び出せ! 武道ガールズ
D-018    数学はそこにいる
D-023    陰陽師の情熱的な日々
D-026    盗まれた絵画とおじさん
D-030    始まりの契約者
D-043    真白い背中
D-046    考えすぎて生きるの辛い。
E-006    胸の中の協奏曲
E-020    SANADA6匹
E-038    チッキとピピ
E-046    宇宙人の友達
F-014    長ぐつをはいたカエル
F-016    死んじゃう予報
F-018    おねえちゃんと暗黒おままごと 他2編
F-036    Last blue bird
F-041    人魚の島
F-049    オバケの幽姫ちゃん
F-051    ジェネシス
F-055    君が好き

 



ピョコ:あと、5作品外すやつを決める方が早そうですね。
佐藤:今残っている35作品から外してもいいと思う作品をそれぞれ挙げてもらいますか?
吉田:ここまでは割とサクサク決めてしまいましたけど、それはみんなが同意できたからだと思うんです。
ここからはもう少しじっくり話し合いませんか? 1作ずつ。
佐藤:そうしましょうか。では…。


ピョコ:「Last blue bird」は大きな節がないのと、点数が低いっていうのと、◯がまず4つ。◯がつかなくて、すっごい推してる人がいない作品が外しやすいのかなっと思って。
萩尾:確かに…。
ピョコ:そういうと「ホンネ」とか「おねがい神様」「Last blue bird」あたりが…。
萩尾:あと「考えすぎて生きるの辛い。」とか。これ誰か推してましたっけ?

ピョコ:吉田円さんが最高点つけてますね。吉田さんは今日はいないから「吉田さんの最高点なんだし残さなきゃ」って考えすぎていましたかね? 最高点だからな。
萩尾:何か生きるのが辛くなるほど「考えすぎてたかな?」と思って。


田中:「ホンネ」はすごい推している訳ではないんですよ。一番最初と最後があってるので、読み切りとしては読後感がいいんですよね。だけど、内容としてどうなのかと聞かれたらそんなに推せるものでもないなと。展開がすごくおもしろく描けているかと言われると、ちょっと弱いかなと。

萩尾:都合よく女の人が自分を好きになって、なんだこれと思いました。
田中:なんで彼女が自分を好きになったのかっていう描写がなかった。16ページですからね。
ピョコ:やっぱり、智美さんと一緒にやっている吉田円さんがなぜこの作品に最高得点をつけたかについての意見を聞きたい。なぜこの2つを最高点にしたのか?


智美:私も吉田円さんと選ぶものが違っているので、わかりかねますけど…。「まーひーたいむ」も残したいとおっしゃていたし。「おねがい神様」は、私はすごいこれは作者の意図的すぎて結構ひどい話と思ってるんです。神様だったらその子を助けてあげればいいのに、最後まで自分の勝手なルールで助けないで死んだ後に復讐して、もっと前にやってしてほしかったし、ちょっとあざとい感じがしました。このあざとさの表現がうまく生かせていない感じかして、魅力のある人間があまりいないんですよね。
田中:僕もあざとい感じがね〜。この中では、「おねがい神様」を外してもいいんじゃないかな。
智美:私もそれは思ってます。
萩尾:僕も外しても問題ないですね。
智美:でもこれ誰かのイチオシじゃないですか?

 

ピョコ:なかむらみつのりさんですね。でも…、なかむらさんは最高点のは19点(20点満点)で、19点の作品がいっぱいあるんですよ…。すぐ最高点つけちゃう。
智美:なかむらさんの一番の推しはどれなんですかね。この中では、…「DEEP FOREST」ですか?
田中:なかむらさんはギャグ出身者なんで、ギャグを応援したくなるから「DEEP FOREST」か「おねがい神様」と言われたら「DEEP FOREST」を選ぶと思います。
萩尾:そらそうでしょうね。
智美:なかむらさんの激推しが4つあったとしたら4つ通す必要はないとおもうので…。

 

ピョコ:でも「ヒューストン」とかも普通に気に入ってるんじゃないですか?
田中:なかむらさんだけだったら…。
ピョコ:なかむらさんの推し作品はだいたい通っているので。あとは、吉田円さんですね。
智美:萩尾さんは大丈夫ですか?
萩尾:僕は全然大丈夫です。完全ラビリンスっぽいのかと思ったら最後オチが…。
佐藤:では「おねがい神様」を外すで…。あと、4つ。

 

智美:あとC-019タロとばーちゃん」はどうします?
田中:「タロとばーちゃん」なかむらさん推してます。
佐藤:なんかね、受け付けた時点で本当はダメなんですけど、ネームなのかな? って気持ちがあって。クレヨンみたいな線でしっかり描かれてるんですよね。これは受付るべきじゃなかったんじゃないのかなとも思ってて…。
萩尾:確かに完成形みたいな感じですね。

佐藤:僕は昔、学生CGコンテストの審査員をやったことがあるんですけど学生がデジタルで作ったアニメーションとか、絵画とか、インスタレーションみたいなものを応募してきて、それをアート系の教授とかと一緒に審査するっていうやつだったんですけど、学生が作るものってだいたいアニメーションが手書き風で、線がブルブル震えててちょっといい話が残るんですよ。あの表現ってアナログしかない時代、ちょっとずつ違う絵を何枚も描いてアニメーションを作るしかなかった時代に、1枚1枚の絵のブレが産み出した副産物的なものじゃないですか。デジタルの時代になっているのに手書き風を装って「素朴です」「誠実です」みたいなのをアピールすると、なんかこうあざとく感じちゃうんですよね。僕の心が汚れているだけかもしれないですけど。
アナログ風で、いい話で、「いい話だね」って言われるのは結構簡単なんですよ。

 

智美:でも、結構◯ついてますよ。
吉田:僕、◯入れてますけども、30個目みたいなかんじです。
萩尾:でも、まぁまぁ。

 



智美:切り込んでいいですか? 「跳び出せ! 武道ガールズ」は、わからないです。
佐藤:あー。
萩尾:僕もわからなかったですね。
智美:だって、なんで高校生の男の子を教育実習生と奪い合っているのか意味がわからない…絵はうまいですよ。
ピョコ:いや〜きれいにまとまってたんですよね〜。チェリーを差し出すみたいな。

田中:あの男の子は、なんでそんなにモテてんの?
智美:そうそうそう、それですよ!
ピョコ:いや〜ああいう悪女がいるんですよ〜。
智美:ちょっかい出したがるお姉さんが?
ピョコ:そうです。
田中:人のものをほしがる。
ピョコ:そうなんですよ。

智美:あの男の子の気持ちになって読めばいいんですか?
ピョコ:いや〜そうですね。小学生みたいな気持ちになって、ほんとにシンプルに心を無にして読むと…。これ僕結構、自信あるんですよ。
萩尾:これ読むの結構辛かったですけどね。
吉田:僕も辛かった。
ピョコ:あぁあ〜。上に出せば絶対そこそこ伸びるんですよ。僕はね、推しがこの2つなんですよ。「武道ガールズ」と「DEEP FOREST」は上の判断を仰ぎたい。
萩尾:なるほど。そこまで言うんでしたらもう全然ね。

 

佐藤:それで言うと、「DEEP FOREST」の方が上の判断を仰ぎたい。
ピョコ:あー。
佐藤:「武道ガールズ」はなんかこう、アシスタントとかを10年ぐらいやって、自分のやりたいものがすっかりわからなくなって、最後にたどり着く境地みたいな気がして…。なんかこう…、結構キャリアの長いの方が描いてるのかなと。
萩尾:まぁまぁ、他にもまだあるんじゃないですかね。
佐藤:タイトルもまぁ、秀逸ですよね。「跳び出せ! 武道ガールズ」って「とびだせ大作戦」みたいな感じで。
田中:教育実習の女性はなんの格闘技なんですか? 
智美:たまたま同じような格闘技やってるんですかね、ちょっとよくわからないですけど。
田中:キックボクシングかな。武道じゃないかなと。まー女の子だけどね。
ピョコ:あんまね、細かいことはいいんですよ。やっぱり、自分のために女の人が戦っててそれがいいんですよ。あと傷があって、31ページできれいだと思うんですけどね。
で、チェリーを奪ってダメでしょみたいな。私がみたいな。ここがいいんですよ。
吉田:ここ、そんなにいいとこかな〜。
ピョコ:あぁあ〜。
智美:ギャグなのかな〜。
田中:僕もこの作品、描いてるのキャリアの長い人だと思う。
智美:この作品と「SANADA6匹」を描いている人は、同じぐらいの世代だと思ってます。

 



佐藤:なんかね「SANADA6匹」から感じる空気は、デザイン界隈でマンガとは別のキャリアを築いた人が、マンガを描こうとしてああいう感じになっちゃったんじゃないかなと。
田中:さっきから投稿者の人物像みたいな。
ピョコ:「SANADA6匹」は◯が9個ですもんね。
佐藤:きっと編集さん的には企画が成立していて2話目を想像できるものとか、連載にできるものっていうのが評価が上がるのかなって気がするんですけど。僕としては、結局作家として生き残れるのっていうのは、自分がやりたいことを強く持ってる人な気がしてるんです。企画を立てるのが下手なら編集さんに考えてもらえばいいんですよ。企画は作品を入れる箱に過ぎませんから。


萩尾:作家性の方がどちらかといえば大事という。
佐藤:作家性があっても、心が弱い人って結構いるんですよ。
萩尾:はいはい。
佐藤:折れちゃうというか。別の分野で、キャリアを積んできた人は強い気がします。ぶっちゃけ、やりたいことは何でもいいんです。「この人折れなさそうだな」と。生き残れそうかどうかを見ちゃう感じがあるんですかね?


ピョコ:あー、やっぱな「武道ガールズ」は今回ここにいる審査員以外が5個◯をつけてるんですよ。だから不利なんだなーと。
萩尾:なるほど。確かに、応援してる人は誰もいません。
ピョコ:そうなんですよ。それよりも◯が4つで、下の3つここらへんをなんとかしようかと。
「死んじゃう予報」「おねえちゃんと暗黒おままごと、他2編」「Last blue bird」。
吉田:「武道ガールズ」扉見てたら笑けてきましたね。ずっと見てたら楽しくなってきました。
智美:ツイッターとかで流したら人気になりそうな気はする。
ピョコ:ネームとしてね、秀逸なんですよ。チャンスありなんですよ。

智美:「考えすぎて生きるの辛い。」はどうですか?
萩尾:これ僕は外してもいい作品だと思いますね。
ピョコ:これは僕も、Dチーム審査の際に渋谷さんがやたら推してて残ったところがあるのでしづらいってところがありますね。やっぱ「ホンネ」もそうなんですよね。
智美:私もちょっとわからないですね。吉田円さんの傾向としては「自分はなんか好きだと思う」という理由で推すことが多いですね。
吉田:僕もわかんない。
田中:「考えすぎて生きるの辛い。」はキャラクター描いてるじゃないですか、この主人公、考えすぎちゃって。これがね、連載になりやすいっていえばなりやすいです。
だけど、このキャラクターがいいかっていうと、おもしろいかっていうと僕はそんなにおもしろいとは思わない。「潔癖男子!青山くん」の感じで、かっこいい系の男子で、ギャグの形も作りやすいし、人気も取りやすいとなとは思ったけど、この話がおもしろいかというと、どうかなと。

 

智美:考えすぎっていってもそんな突拍子もない感じではないですよね、もっとぶっ飛んだ内容の感じでいくのかなと思ったら、以外と平凡だったんで。
ピョコ:これと同じ傾向のものが「ホンネ」かなと。同じ人が高く評価してるんですよ。吉田円さん、渋谷さんが高評価で。
智美:やっぱり連載になりやすいって感じなんですかね。
田中:「ホンネ」は、一発で連載にはならないでしょ。
萩尾:ショートですしね。

 

智美:この2つだったら、渋谷さんはどっちが激推しなんですか?
ピョコ:僕は、自分のチームで「考えすぎて生きるの辛い。」は全く推してなくて、渋谷さんだけの推しなんですよ。なんで、渋谷さんは「考えすぎて生きるの辛い。」を推すと思います。

佐藤:渋谷さんが、何回か前のネーム大賞で「桐谷さんっちょそれ食うんすか!?」を推してて、僕はあんまりピンとこなかったんですけど、今、アレすごい人気あって、増刷もかかってて、あーやっぱり自分にはわからないものがあるんだなと。
ピョコ:それ僕も同じ時にそれわかんないで、通したやつですね。

智美:だったら絵は「ホンネ」の方がよかった気はしますね。ビジュアルも大事なんで。
佐藤:「ホンネ」は昔の大友さんの短編集を思い出しました。おもしろいんだかなんだかよくわかんないけど、絵は上手いし、これは「おもしろい」って言っておかないとわかってない人になるんじゃないかとか、その大友さんっぽい感じがあって。「考えすぎて生きるの辛い。」はマニアックな仲間内のコミュニティで評価されるべき作品に見えました。
外の世界は厳しいから、だったら仲間内で遊んでるほうが合ってるんじゃないのかなって。
萩尾:なるほど。

ピョコ:この場にいない人の意見も尊重しつつ、この2つどっちかを外しましょうか。渋谷さんは「考えすぎて生きるの辛い。」を選びますね。

 

佐藤:僕も「ホンネ」には◯つけてますが、そこまで推している作品ではないです。渋谷さんは「考えすぎて生きるの辛い。」を選びたいというなら、それでもいいかな? くらいの。別の切り口になってしまいますけど、◯をつけた作品の 中で本当におもしろいと思って◯をつけた人はそれほどいないんです。30個◯をつけなきゃということで、例えば「胸の中の協奏曲」は◯を付けていますが、あまり推しでつけた◯ではないです。
萩尾:これは僕もあまりおもしろみがないと思っていました。
智美:それを言うと、結構ありますよ。「盗まれた絵画とおじさん」もそうです。「ガーターベルトを脱がさないで!」もBチーム審査で困りに困って30個目に選んだ作品で、こんなに◯がつく作品だとは思ってなかったです。


ピョコ:点数で見たほうがいいんですかね。じゃあ「ホンネ」もそんなに推しの◯はいないんじゃないですか。それだったら「宇宙を向いて歩こう」とかも、もしかしたら。でも、何回見てもこの3つなんですよね。「死んじゃう予報」「おねえちゃんと暗黒おままごと」「Last blue bird」は、何かこれは意図が働いているとしか思えない。

 

 

萩尾:「Last blue bird」はしてもいいと思ったんですが、僕が推してるのは、「死んじゃう予報」と「おねえちゃんと暗黒おままごと」ですね。
佐藤:僕は「Last blue bird」は、外しても構わないですよ。

智美:そしたら私は「武道ガールズ」が残ってるのが気になりますが。
ピョコ:で、そこに行っちゃうんですけど、結構他にも外す作品ありませんか?
萩尾:「ジェネシス」と「胸の中の協奏曲」も残していいのかというのもありますし。
吉田:なんか微妙ですね。

ピョコ:さっき言ってた「ホンネ」と「考えすぎて生きるの辛い。」というのもありますし。
智美:「ホンネ」はしたんでしたっけ?

萩尾:あと、「チャンピオン」も気になりますね。
佐藤:◯が8個ついてますね。
田中:「チャンピオン」残したいなー。
智美:「チャンピオン」は助言をしたらをもっと変化しそうな作品な気がする。なので、残してほしいと思います。
吉田:日本チャンピオンになるまではおもしろかった気がします。
萩尾:なんか急によくわかんなく闇落ちしてた。
智美:そうなんです、闇落ちはよくないんですよ。Bチームは人間を描いてるような作品が少なかったので、人間の心情を描こうとしてる作品ということで残しました。
佐藤:僕の記憶だと、彼女とセックスしてるシーンで手と手を繋いで結合部を隠す構図が、この人はなんかずるい人だなと思いました。
吉田:見とりますねー。
智美:そこ覚えてるんだ。
萩尾:そんなとこまで、よく読んでますねー。

 



ピョコ:じゃ、僕は「死んじゃう予報」とバトルするしかないんですね。
萩尾:なるほど。「死んじゃう予報」と「武道ガールズ」だったら「武道ガールズ」が残らないハズですよ。
ピョコ:「死んじゃう予報」そんなに推してる人いないですよ。
萩尾:そうですけれども「死んじゃう予報」、ちょっともう一回読んで見ましょう。
ピョコ:だって「死んじゃう予報」は◯4つで「武道ガールズ」◯5個ついてるんですよ、しかもここにいない僕以外の編集者さんの。
吉田:「武道ガールズ」◯5個ついてるの? すごいですね「武道ガールズ」。

萩尾:「暗黒おままごと」は稲村さんイチオシしていましたよ。
ピョコ:「暗黒おままごと」はいいとして、「死んじゃう予報」は僕でいう「武道ガールズ」と同じような感じで。ああこれか、死んじゃうけど助けるってやつですよね。
萩尾:オチはよくないんですが、キャラクターがユニークで、死んだ人を指差してね「10数えんかったら死んどったやんうちら!」みたいな。
智美:全編関西弁だったのは少し気になってました。自分は関西圏の人間ではないのでひっかかってました。「死んじゃう予報」と「暗黒おままごと」だったら「暗黒おままごと」を推したいです。
ピョコ:「暗黒おままごと」は審査員のイチオシが多いし、稲村さんが唯一の最高得点つけてるんで。なんで残したほうがいいかと。点数的には本当は外すべきなんでしょうが。

 

佐藤:「ジェネシス」っていう作品もみんななんとなく残してる気がする。
ピョコ:この中で通れ通れって目線を逸らしてる作品があるはずなんですよ。
吉田:この中で、外してもいいかもしれないやつを言ってってください。
ピョコ:逆で確定を言っていきましょうか。

 

佐藤:1回整理しましょう。◯が9個以上ある作品で当落線上の議論になった作品はなかったので、ひとまずここは確定でいいですか?

A-002    シトラス・エイジ
A-029    MOON SHINER 第1話
B-012    子子子子
B-047    ぼくの1学期
C-030    ヒューストン
C-038    あの夏の大王さま
C-047    妻、小学生になる。
D-023    陰陽師の情熱的な日々
D-030    始まりの契約者
E-020    SANADA6匹
E-038    チッキとピピ
E-046    宇宙人の友達
F-014    長ぐつをはいたカエル
F-055    君が好き

どうでしょう? 異論なしということで確定にしますよ。

 

 

ピョコ:ここからはまだ全然わからないやつがありますね。
萩尾:そうですね。
田中:「宇宙を向いて歩こう」おもしろかったですよ。
智美:最後の蛇足感がすごかったです。あれっみたいな? でもああしないと落ち着かないのかなという内容でしたけど。
萩尾:オチも僕は好きでしたけどね、ああこんな感じになるんだみたいな。
智美:まぁ、◯つけてるんですけど、途中までの脱ぎっぷりはよかったです。
ピョコ:ここにいる人の4人が◯つけてますからね。だから有利なんです。
田中:ギャグとしてはセリフが多いのと、ちょっと引いちゃったんですよね。
智美:すごい好きかと言われれば、性別も選んで女の人はまずダメかもしんないですね。私はナシって感じです。
佐藤:校庭のシーンでモブシーンをちゃんと描いてて、俯瞰で描いてて偉いなとこいつは本気だと思って。
智美:そこなんですね。なんか変な感じはありますよね。
田中:ハレルヤー!

ピョコ:確かに簡単にせそうなのはあるんですけど、この中では「タロとばーちゃん」とかが外しやすそうなんですけど。
萩尾:僕もそれは思いましたね。
智美:誰か激推し、いないですよね。
佐藤:いないですね。僕はぜひしたいに一票入れてますね。
萩尾:僕もしていいと思います。
ピョコ:他のを残したいと言うのもあるからな。
吉田:確定以外で外していいのをはねていくっていうのはどうですか?

 

萩尾:そうですね。やっぱ「ホンネ」かなぁ〜。
ピョコ:「宇宙を向いて歩こう」「ホンネ」「タロとばーちゃん」、言いたくないですけど「棋士と花魁」。


佐藤:「ガーターベルトを脱がさないで!」はどうですか?
ピョコ:◯が7つあるけど外してもいい気がします。
田中:読みやすかった気がします。
萩尾:これはいいんじゃないかな、まぁでも気持ち悪さもありましたけどね。
智美:結構、迂闊なんですよね。すぐ股開いちゃうというか。

智美:「チャンピオン」も微妙なんですよね。
佐藤:僕も「チャンピオン」ぜひ、したいに一票。
ピョコ:「棋士と花魁」とか「チャンピオン」を色々交渉材料に。
智美:点数は低いですけど、なかむらさんの推しで残ってて「DEEP FOREST」も当落線上ですよね。
ピョコ:バレました? 「傍観者たち」は渋谷さんのイチオシだったので残しましょう。

ピョコ:「真白い背中」は◯が8つですけど、秀峰さん一番推しなんで確定でいいんじゃないですか?
佐藤:僕はうれしいですけど。
ピョコ:秀峰さんが嬉しいと、僕も嬉しい。かなり通しやすい。
萩尾:その作品をどうしても外したいというのはないです。

萩尾:「死んじゃう予報」は比べると確かになぁ。外すべきなのかもしれない。
佐藤:「考えすぎて生きるの辛い。」と「胸の中の協奏曲」も当落線上ですよね。
田中:「SANADA6匹」は確定ですね。
萩尾:「SANADA6匹」は◯が9つあるので、確定です。意外な9票でしたけどね。
佐藤:確定ですね。どうかなぁ? とは思う部分はあるけど、ひっくり返すほどの異論はないです。
萩尾:まぁ、ユニークではあったかなーと。

 

 


ピョコ:「おねえちゃんと暗黒おままごと」外せないんだったら確定にしてもいいんじゃないですか。稲村さんのイチオシでしたし。
萩尾:まぁ、僕は通したいですし、なんといっても稲村さんの推し作品でもあるので。その代わり「死んじゃう予報」はもうしょうがないかなと。
佐藤:これも確定にしちゃいましょうか。「傍観者たち」「真白い背中」「おねえちゃんと暗黒おままごと」の3つで確定と。これで17個決まったんですよね。「死んじゃう予報」は外しますね。「人魚の島」「オバケの幽姫ちゃん」「ジェネシス」も当落線上ですかね。

 

萩尾:「オバケの幽姫ちゃん」僕、かわいいかなと思ったんですけどね。
智美:あれでも、おじいちゃんと、おばあちゃんばっかり喋りたおしてますよね。
萩尾:まーでも、しゃべらないですからね、オバケは。
智美:あのおじいちゃん、おばあちゃんが変わり者でよかったね、っていう感じがしましたね。
萩尾:まー、そうですね。
佐藤:おじいちゃん、おばあちゃんがあの年で新居買うかなというのが、一軒家。
智美:事故物件で安かったからね。
佐藤:それまで一軒家だったけど、都心の病院近いマンションとかならあるかもしれないけど、あそこから庭付き買うかなと。
智美:二階建てきついですよね。「ジェネシス」は読み切りとしてまとまっているという気はします。
吉田:今までの確定を一度確認してもいいですか?


佐藤:現在の確定は、

A-002    シトラス・エイジ
A-029    MOON SHINER 第1話
B-012    子子子子
B-047    ぼくの1学期
C-030    ヒューストン
C-038    あの夏の大王さま
C-047    妻、小学生になる。
D-012    傍観者たち 
D-023    陰陽師の情熱的な日々
D-030    始まりの契約者
D-043    真白い背中
E-020    SANADA6匹
E-038    チッキとピピ
E-046    宇宙人の友達
F-014    長ぐつをはいたカエル
F-018    おねえちゃんと暗黒おままごと 他2編
F-055    君が好き

以上、17個。
そして現在当落線上にあるのが、


A-005    宇宙を向いて歩こう
A-053    ホンネ
B-031    棋士と花魁
B-034    ガーターベルトを脱がさないで!
B-043    チャンピオン
C-016    DEEP FOREST
C-019    タロとばーちゃん
D-017    跳び出せ! 武道ガールズ
D-018    数学はそこにいる
D-026    盗まれた絵画とおじさん
D-046    考えすぎて生きるの辛い。
E-006    胸の中の協奏曲
F-041    人魚の島
F-049    オバケの幽姫ちゃん
F-051    ジェネシス


以上、15個。
ここから2つ減らせば確定17個と合わせて30作品が決定します。

吉田:誰かが激推ししてるとかも考慮して外すべきと思うものを一人何票でも手をあげたらどうですか? 票が多い順に落ちていく。
佐藤:ニュートラルに心を戻してピョコタンさんの都合も考慮せず、これは候補からすべきだと思う作品にいくつでもいいから手をあげてください。



萩尾:ちなみに外す個数はいくつでしたっけ?
佐藤:あと、2個ですね。
田中:多数決取る前にプロテクトしとかないと。
ピョコ:わかりますよ「チャンピオン」をプロテクトしたいんですよね。
田中:ここで言うと「数学はそこにいる」が好きなんですよ。
萩尾:わかりますね、それは。
ピョコ:僕は、先ほどから言っているように「武道ガールズ」と「DEEP FOREST」。

 

佐藤:議論は尽きませんが、ここまで来ると僅差なんですよね〜。外していいと思うものをいくつでもいいからバツをつけて、プロテクトかけたいものはプラス1をつけるということでどうですか?
(「プロテクトしたい作品の合計値」−「外すべき作品の合計値」)で数字を出して、マイナスの数字が大きいものから2作品を外すということで。

ピョコ:でも、それだとここにいない人の推しが候補から外れちゃう気がする。
佐藤:いらっしゃらない方のイチオシも考慮して17作品を確定させてきたと思うので、ここから先は委任していただくというにしませんか?


ピョコ:どっちにもあげないゼロでもいいんですよね。
佐藤:どうでしょう?
萩尾:オッケーです。
佐藤:はい、じゃあ聞いていきます。

 

 




A-005    宇宙を向いて歩こう
外すべきだ:1人
プロテクト:1人

A-053    ホンネ
外すべきだ:5人
プロテクト:0人

B-031    棋士と花魁
外すべきだ:3人
プロテクト:1人

B-034    ガーターベルトを脱がさないで!
外すべきだ:0人
プロテクト:0人

B-043    チャンピオン
外すべきだ:3人
プロテクト:1人

C-016    DEEP FOREST
外すべきだ:2人
プロテクト:3人

C-019    タロとばーちゃん
外すべきだ:4人
プロテクト:0人

D-017    跳び出せ! 武道ガールズ
外すべきだ:4人
プロテクト:1人

D-018    数学はそこにいる
外すべきだ:1人
プロテクト:2人

D-026    盗まれた絵画とおじさん
外すべきだ:0人
プロテクト:0人

D-046    考えすぎて生きるの辛い。
外すべきだ:3人
プロテクト:0人

E-006    胸の中の協奏曲
外すべきだ:1人
プロテクト:1人

F-041    人魚の島
外すべきだ:2人
プロテクト:1人

F-049    オバケの幽姫ちゃん
外すべきだ:2人
プロテクト:1人

F-051    ジェネシス
外すべきだ:0人
プロテクト:1人

 

 

 

 



佐藤:はい。外すべきだが多いのが「ホンネ」「タロとばーちゃん」になりますが…。大丈夫ですか? 異論はないですか?


ピョコ:「DEEP FOREST」に3票もプロテクトが入ったのは嬉しいですね。
萩尾:まー、でも残したくなるものはありましたね。個人的にもやっぱおもしろかったなぁと。
まぁでも選ばなかったのはオチが弱かったのか。
ピョコ:オチはかなり強引というか、強い弱いという以前の問題でしたね。Dチームがいっぱい通過しがちな結果になってしましましたね。うれしいですけど。
萩尾:まー、でも「武道ガールズ」は本当どうかと思いますけどね。
ピョコ:これで2次審査で残んなかったらどうしよう。責任感じちゃいますね。
佐藤:2次審査員のみなさんもクセが強いですからね。
萩尾:意外なものが最後残ったりしますからね。
佐藤:そこがおもしろくもあるんですけどね。



佐藤:じゃ決定したものは以下の30作品になります。

 



第9回ネーム大賞 1次審査通過30作品

 

こちらで決定ということで。ありがとうございました。
お疲れ様でした。


 


最後は記念撮影して解散しました!

 


 

以上、第9回ネーム大賞 1次審査会議の内容をブログ形式にてお送りいたしました。

 

 

全エントリー作品講評ページはこちら

 

 

引き続き、第9回ネーム大賞審査は続きます。

11月15日に発表される、2次審査の結果もどうぞお楽しみにしてください。

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