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2018/07/25

WEBスタッフ募集中ですよ

 

こんにちは。
佐藤漫画製作所の佐藤です。
 
現在、Webスタッフを2名募集しております。
雇用条件など詳細は下記。
 
 
ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
 募集を開始して約1か月が経過しました。
そっけない告知だけではなく、自分の言葉で伝えたいと思いながら、忙殺され時間が過ぎてしまいました。
 
まずは自己紹介します
僕は有限会社 佐藤漫画製作所の代表の佐藤秀峰と言います。
佐藤漫画製作所は、社員数5名の小さな会社です。(委託スタッフが別に2名おります)
 
会社の事業の柱は主に4つです。
 
 
・漫画制作
 
・著作権管理
 
・電子書籍取次
 
・Web雑誌制作
 
 
僕自身はいわゆる漫画家です。
代表作に「海猿」「ブラックジャックによろしく」「特攻の島」などがあります。
現在は「Stand by me 描クえもん」という作品を執筆中です。
一般的に商業作家は出版社に作品の著作権管理を委託していますが、僕の場合、著作物を自社管理しています。
具体的には、出版社には紙単行本の出版権だけを独占的に許諾し、その他の電子書籍配信、映像化など作品のあらゆる二次利用を自分たちでコントロールしています。
 
また、「電書バト」という電子書籍の取り次ぎサービスを展開しています。
商業作家はもちろん、同人作家、インディーズ作家の作品を、国内電子書籍ストア約70箇所に取り次いでいます。
取り扱い作品はこんな感じ
 
それと「マンガ on ウェブ」というWeb漫画雑誌を発行しています。
掲載作品の単体での電子書籍化も行っています。
他にも「ネーム大賞」という新人漫画賞を運営したり、著作権トラブルに悩む作家と専門家を繋ぐ窓口もしています。
 
 
僕が漫画家になってから20年が経ちます。
会社を設立してからは16年目。
これまで一貫して取り組んできたことがあります。
それは「法律に則った雇用を行うこと」です。
当たり前のことですよね。
社員にきちんと給料を支払う、違法な残業はさせない、各種社会保険に加入する、当たり前のことを行い、継続することが目標です。
 
そのためには「僕の作家生命が終わる時」=「会社が潰れる時」であってはいけません。
僕がいなくなっても存続できる会社にならなければなりません。
そこで漫画に特化した事業を複数展開してきました。
基本は作家出身なので、作家目線に立ち、作家に役立つサービスを目指しています。
そんな会社です。
 
現在募集している社員には、入社後、次のことをしてもらいたいな、と思っています。
 
・電子書籍取り次ぎ業務
 
・Web雑誌制作業務
 
 
電子書籍取り次ぎ業務は、作家からお問い合わせをいただいてから、実際に電子書籍ストアに作品データを納品し、月々の売り上げ報告書の作成や振り込みまでを行います。
データを精査して取りまとめたり、作品カバーを作成するためデザイナーとやり取りすることもあります。
簡単な仕事ではありません。
その分、毎回違う工夫が必要で面白い仕事です。
苦労して取り次いだ作品がストアに並んだ時の喜びは何物にも変えがたいものがあります。
 
 
Web雑誌制作業務は、連載作家から作品データをお預かりして1冊の電子書籍に取りまとめ、ストアに納品、売り上げ管理までを行います。
いわゆる編集者の仕事と似ている部分がありますが、作家と一緒に作品作りに参加するということはしません。
作家からご希望をいただいた場合には、ネーム(絵コンテのようなもの)を拝見することもありますが、基本的には作家に自由にご執筆いただいています。
雑誌作りは面白いですよ。
電子書籍取り次ぎ業務もそうですが、「まだ世の中に存在しない物を作り上げ発表する」という行為はとても楽しいです。
 
仕事に決まりきったマニュアルやルーティンワークというものはありません。
もちろんマニュアルはあるのですが、イレギュラーな出来事は常に起こります。
その度に乗り越える力が試されます。
 
例えば、最近、ある作家から取り次ぎのご依頼を受けた作品は、著作権者が原作者と作画家の2名存在しました。
担当者は僕です。
ご依頼をいただいたのは作画家からでした。
お仕事場にお邪魔しました。
原作者の連絡先は知らないと言います。
その場合、原作者の経歴を調査し、HPなどの窓口があればそこに連絡します。
無ければ版元や関係者に連絡先を問い合わせます。
それでも連絡先がわからない場合は、著作権者連絡先不明の際に利用できる文化庁の裁定制度の利用申請をすることもあります。
あるいは、原作者がすでに亡くなっている場合は、ご遺族を探し出して許諾を求めます。
 
この時は、ある出版社の方から亡くなった原作者の奥様の連絡先を伺うことができました。
奥様はご高齢でメールなどの連絡は難しいとのこと。
まずお手紙を書き、その後、電話でお話しすることができました。
奥様は「夫が亡くなって20年が経ったけど、作品が電子書籍として生き続けることはとても嬉しい」とおっしゃってくださいました。
そのことを作画家に伝えると、「涙が出ました」とご返信をいただきました。
 
作品は当然通読します。
作家側の意向を伺った上で、デザイナーにカバーのデザインを発注します。
デザイナーから意図を汲んだデザインが仕上がってくると感動します。
この頃には作品が可愛くて仕方ありません。
この作品は数か月後には世に出る予定です。
20数年前に描かれた作品が現代の読者に届き、直接会話を交わすこともなく、触れることもなく、その人の感情に波を立たせることができたら、どんなに素晴らしいだろうと想像します。
 
そんな仕事です。
 
僕はいつかまた漫画家に専念したいと思っています。
今は他の業務が増えてしまい、1日のすべてを執筆に使うことはできません。
新しい力に期待しています。
ぜひご応募ください。

 

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